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ガタカ 連載中

自分自身で壁を作るな!/濱口高明

私はこの映画を見て、主人公であるヴィンセントが知力や体力に欠陥を持った不適正者として生まれたにもかかわらず、幼いころから宇宙飛行士になる夢を追い求め、それを実現してしまう彼の強い意思にとても感動しました。
物語は、遺伝子操作をして有能な子供を産むことが一般的にもなっている近未来が舞台で、顔は多少違っていてもDNA検査だけでその人物だと認識されてしまう科学優先の恐ろしい世界。現在では、数万円払えば、簡単に自分の遺伝子検査が出来、自分の能力や将来かかりやすい病気もすぐ知ることが出来る時代となっていますが、この映画が放映されたのが1997年と随分、古い映画であり、科学の進歩はもちろん素晴らしいことですが、それを将来、誤った方向に用いては危険であると作者が訴えているのもこの映画に込められている一つかなと思いました。
また、最初にも書きましたが、ヴィンセントのように心臓に疾患があり、寿命も30歳までしか生きられない不適性者としてもし自分が生まれてきて、更に不適正者は絶対宇宙飛行士になれないということが約束された世の中だったら、どう生きようとするでしょうか?もちろん、まず諦めるでしょう!いや、その前にそんな宇宙飛行士みたいなデカい夢も持たないと思います。
なぜなら、現に五体満足で生まれてきたにもかかわらず、宇宙飛行士なんて果てしない、そんなこと考えたことも正直ないというのが本音です。だから、私は今ここにいる笑。
よく私が思う言葉に、願わないものは適わないという言葉をいつも大事にしています。それは段々成長するに連れて、どこかで限界を作ってきたのも自分だろうというのも今、考えてみればよく分かっていて、願ったから今ここにいるんだと。
しかし、この映画を見たら、五体満足に生まれてきた自分自身は甘えていてはいけない、もっと体も脳もフル回転させなければ、いけない気持ちにもなりました。
もちろん、目標や夢を実現したければ、頑張るだけでは駄目で、固い言い方ですが、工夫や戦略がないと自分の目標や夢を達成することが出来ないと思っていますし、その成りたい、実現したい気持ちを持ち続けることができるかどうかも、成功の鍵を握ると思います。流行り物では駄目だということです。しかし、何となく、五体満足に生まれてきたこと、いや、そうでなくても、劣勢にあっても自分の気持ち次第で未来は変わるということを大事にしなければならないと思う映画でした。
あと、この話でもう一つ良かったのは、もちろん、ヴィンセントとジェロー二との間に芽生えた友情であり、最後にジェロー二が焼却炉に入って自分自身を跡形もなく燃やしてしまうシーンとヴィンセントがロケットに乗ってジェットの炎が噴出すシーンをかけてあるところがなんとも言い難い哀しさを感じさせました。ジェロー二もヴィンセントが宇宙に行くという夢を一緒に達成できたことや宇宙から戻ってきたら、自分がいない方がヴィンセントはジェロー二として完全に生きていけるだろうということで、身を引くところがちょっと見ていて苦しくもなりました。
最後に、これからの仕事もそれ以外も含め、まだまだ自分の可能性を信じて、自分自身に壁を作らず、目標に向かって頑張っていきたいと思います。
社長、このような良い映画を見る機会を頂き、本当にありがとうございました!!

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