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バンキョーフィロソフィー職場体験談2015 連載中

物事を数字(お金)に置き換えて考える/田所昌浩

万協製薬に入社して3年目となりました。日本の社会情勢はここ数年前までデフレ経済で、トヨタ自動車や輸出産業の業績は苦戦し、国内では物価は下がり食品を安く手に入れやすくなりました。反面で低価格で利益を上げる事が困難になり、その影響が表れたのか食品の産地偽装や賞味期限問題など食品の安全に対する信頼性が失われたことが浮き彫りになりました。昨年は、消費税が5%から8%に値上げ、円安になり目に見える物価上昇傾向にあります。
 自分が今勤めている会社で考えてみると、消費税の値上げにより製品を購入されるお客様にとって製品の価格が従来から3%上がりました。ドル円は、5年前まで1ドルあたり約90円で、2015年現在は約120円と30円もの円安となっています。自社で製品を作るための容器や梱包用資材、製剤の原材料については大半が輸入により仕入れられており、当然価格は改定され、値上げが続けられています。
 食品製造企業であれば、食品の内容量を抑え価格の維持や、味、原材料をリニューアルすることによって値上げしても購入していただけるよう企業努力がされています。
しかし、製薬会社である弊社は、医薬品であり健康に影響するため、内容や容量を変えることはできません。お客様にとっては何年も愛用していただいている製品で品質、容量が同じであっても、何もしなければ値上げすることになり、必要とされるお客様にとって負担がかかることになります。
 今調合課に所属していますが、私たちができることは品質の安全を守り信頼できる製品作りをすること、製造現場においては無理、ムラ、ムダのない作業効率の水準を上げていくことだと感じています。
以前は調合工程の製造工場は第一工場だけでしたが、昨年からは第三工場ができ、製造に必要な書類の準備やミーティングで工場間を往復する機会が増えました。しかし、工場間の移動は往復で30分ほどかかり、これを100日続ければ移動のみで約50時間となります。ムダを減らすために各工場の製造日には直接出勤できる体制にし、情報共有するノートや社内LANのサイボウズを活用することで行き違いを無くすこと。
製造作業中、製造者に負担がかからないよう高額でも便利な道具をただ買ってもらうのではなく、本当に必要なものかどうか、他部署で使わなくなった道具を活用するなど、そういった目線で物事を数字に置き換えてフラットに考えていくことの重要性を感じました。
 そういう一つ一つの物事への見つめ直しや改善により製造現場の向上がお客様へのサービス向上や貢献につながるよう努力を続けていきたいと思います。

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