私を文壇バーに連れてって

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • よくあるご質問

バンキョーフィロソフィー職場体験談2015 連載中

できるだけ心のドアをニュートラルにしておく/木原紀子

Wikipediaを調べたところ、ニュートラルというのは中立・中性といった意味だそうです。ですので、「できるだけ心のドアをニュートラルにしておく。」というのは、人の意見を聞き入れなさい、自分の意見に固執してはいけませんよ、という意味だろうと思います。
 人間というのは年をとるにつれて頑固になるといいますが、確かにそうかもしれないと最近感じています。自分自身も過去の経験からこうすれば上手くいったからこうするべきといったように、自分のやり方や考え方にこだわってしまうところがあるような気がしています。入社してから数年は何もかもがわからないことばかりで、教えてもらうことが多かったため、言われたことや注意された事を素直に聞き入れて吸収していましたが、だんだん教える立場が長くなってくると心や頭が固くなってくるようで、なかなか受け入れようとしない部分がでてきたなと感じています。
 ただ入社年数を重ねた今、どちらかというと言われるより言う事の方が多くなりましたので、誤っていたり、直した方がいい事を自分で気づかないとそのままになってしまう事が多いです。そういう時、いろいろ言ってくれる人がいるということは恵まれていることだと思うようになりました。
入社して品質管理部に配属された際、直接には2名の先輩にお世話になりました。その際、女性の先輩には書類の書き方からマナーといった社会人として必要な事を本当にいろいろと教わりました。また男性の先輩には、書類を送る時はきとんとページ内に収まっているか確認しろとか一度プリントアウトして書類を確認してから提出するようにとかいろいろ言われて、その時は細かい人だと思いましたが、それが今の仕事のやり方につながっており、今では言ってくれてよかったと感謝しています。
 今、自分がその先輩と同じような立場になったとき、人に伝える事、特に注意したり正すことの難しさを実感しています。そういった事を伝えるのは相手にとっても嫌なことかもしれませんが、言う方にとってもいろいろと精神的に負担を感じる事なのです。でも、自分がそうしてもらった様に今度は自分も後輩を指導していかなければいけません。その為には、自らが心をニュートラルにして他からの意見に耳を傾けることが大切だと思っています。年に一度、この職場体験談を書くときにはそのことを思い出し、出来るだけ素直な気持ちで仕事に取り組みたいと思います。

オリジナル小説を投稿する

目次


Copyright(c)2011 BANKYO PHARMACEUTICAL Co.,Ltd.