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リーガルハイ2 連載中

堺 雅人は芸達者パート2/奥村 哲士

前回のリーガルハイもとても面白かったのですが、今回のパート2は岡田くん扮する偽善者弁護士野郎「羽生」が堺 雅人と対照的に表面上、うわの面ばかり良い子ぶっていて、実のところ自己満足でナルシストのただの「甘ったれのお坊ちゃま」だったことが、「古美門」(堺 雅人)によって暴かれていく様は痛快でした。

 オープニング(アイキャッチ?)のウルトラマンへのオマージュとも思えるシーン毎回見入ってしまいました。今回は初回から放送を録画して、欠かさずに見ていました。

 第九話の「民意とは」は、たとえ無実の可能性があったとしても、法廷に居る陪審員の人達がテレビや週刊誌の報道が悪女などと事実よりも誇張した内容であってもその情報を心のどこかでは本当の事だと錯覚して、法廷での証拠、証言などを色眼鏡で見てしまい。

皆が悪いやつだといっているから有罪でいい!事実や証拠のわずかな違和感も関係無しにして、悪いやつだから有罪に決まっている!悪いやつに違い無い!なんていう、民主主義の悪い面が浮き彫りにされて、裁判にド素人の僕にも分かる「世の中の怖さ」みたいなものが見えた気がしました。

 最終回の「醜さを愛せ」は痛快でした。いつもは年齢よりも落ち着いて見える羽生がいつも子供のようにわがままで、自己中心的で無秩序な古美門によって偽りの姿を剥がされて、真実の姿を暴露される事で、みるみるうちにあんなにニコニコしていた容姿も理路整然としていて、人間愛に満ちた言葉もなくなり、傲慢で独りよがりで偽善者気取りのただの独善者に変貌していく様は大笑いしました。この裁判のくだりだけは古美門が大人に羽生が子供に見えました。「醜さを愛せ」なんて良い言葉なんだろうと思いました。自分の中の醜い心を愛し、醜い隣人をも認め愛していこうなんて、とても古美門の口から出ようとは本当に驚かされました。そして、古美門って本当は全て分かった上で、醜い古美門という人間を演じ、凄く愛している隣人達に罵声を浴びせかけるのではと感じました。

 パート2でしたが、半沢直樹をやってからの今回は古美門だったので、そのギャップが余計に笑えました。パート3も間違いなくありそうですね。次回は誰をケチョンケチョンにするのか今から楽しみです。

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