みなさん、こんにちは!万協製薬の松浦です! 一月ももう後半ですね。風邪がはやっていますが、だいじょうぶですか? 私は、今日から、タイに出張です。三重県薬事工業会の視察旅行です。 洪水がどのようになっているか、心配ですが、東アジアの中心地であるマレー 半島に行くのは、初めてなので、とても興味あります。 また、現地レポートしたいと思います! では、行って来ます! 今週も、ブログ1週間分、お楽しみください! 弊社ホームページでは、写真入りでごらんいただけます。 フェイスブックですと、コメントもたくさんごらんいただけます。ぜひ、友達登録してみてくださいね! 1/17 17年目の1月17日 6434人が、亡くなった阪神大震災から今日で17年目になる。あの日も今日の様に雪混じりの日だった。東遊園地には今年も沢山のひとが、集った。 震災を風化させないことが、大事だという人がいる。 防災にとっては、当たり前のことだ。しかし、年々報道は少なくなり、人々の記憶からは、消えていく。私は、そのことが、決して悪い事では、ないと思う。 震災があって10年くらいの間、私はこの頃になると心が重かった。報道で様々な震災体験者が、語るたび、苦しい気持ちになり涙が出た。 思い出したくないのに、なぜ思い出させるのか‼という気持ちだった。皆さんが、大切な人の墓参りに行くとする。そのとき、皆さんは静かな気持ちでお参りしたいと思わないだろうか?だから、被災者にとっては、年々報道が、小さくなることは、悪い事では、ない、と私は考える。 私は講演で、震災からの復興について話す。しかしそれは、会社のイノベーションについて説明する事例だからである。お涙頂戴ではない。 涙は、そっと誰かを思って流したい。わたしにとっては、涙とは、そういうものだ。 誰かの涙が、私の涙と同じであると私達は、とうに、知っている。涙のあとに、湧いてくる勇気という、震災で得た、この連帯感こそ、私は、大切にしたい! 写真は、当時つくっていた自社ブランド商品。レーバンH。私は今、他社のブランド商品を作ることを生業としているが、最初の目的は、自社ブランド商品の再生であった。死んだひとは戻らない。だからこそ、自分自身で商品を救いたい!私が、 再起業した、理由はただ、それだけである! 1/18 人の輪は、ヒトを優しく包む 昨日から福井にいる。阪神大震災の日だった。この日だけは特別な気持ちになることが、多いが昨日は沢山の人に囲まれてしあわせな一日だった。17年前のあの日、私は実家と会社を失い、家族が、行方不明になった。私は家族を探して一日中神戸の街を彷徨った。昼も夜も次の朝もである。明け方は刺すように寒かったがそれからは、温度を感じなくなった。ママチャリを押して歩きながら、わー。どうしたらええんや!とずっと叫びながら歩いた。自分のふるさとが、徹底的に破壊され、燃え続ける中を、である。 私は、一度も震災後、追悼式が、開かれる東公園にいったことがない。幸いにも私の家族には、翌日会うことができた。しかし、別々の避難所で互いのことを考えて過ごした事は忘れられない。いてもたってもいられず、私は夜中にもう一度長田にいった。街は炎と煙に包まれて恐ろしい景色だった。炎と煙と風の中でもうなんだか妻と娘を探しているというより、ただ、逃げているだけのような気がしていた。 追悼式のロウソクの明かりは、私にあの炎を思いださせる。それは、おまえの存在なんか、全部消してやる!と神様に言われているような、気持ちだった。私はあの日、ずっとひとりだった。妻と娘には、本当にすまないと思う。10ヶ月の娘を連れて長田にいた妻は、どんなに苦しい気持ちだったろうと思うと、いまでも苦しくなる。次の朝、自宅 近くの避難所の前に妻の車を見つけたときは、もう一度、神様にチャンスを貰ったように思った。 昨日、福井の人たちは、震災には触れず、ただ、松浦さん、松浦さん、と私の訪問を喜んでくれた。何年経とうとも、震災から歳をとることを辞めた私の決意は、変わらない。しかし、近年の人の輪が、私の涙腺を弛ませる。だから、まだ17年。でも17年目なのだと私は考えた。 写真は東公園の追悼の燈明。一つ一つの灯りは、亡くなった人の数だけある。今年は日本地図の形になった。東日本の人々の復興を神戸の人々が、支援するという決意である!涙から勇気への決意のようで、私は、とてもたのもしく、炎を見た。 1/19 長田区 鉄人プロジェクト! 昨日は、私の1月17日という阪神大震災体験記を掲載した。17年前に私が、書いたものだ。都市災害時の心得として、なにかの参考になれば、幸いである。 私が、他の人と違う点があるとすると、このように一年に一度人生を振り返る機会を与えられていることだろう。自身の経験の壮絶さなのか、あの日から、自分自身が、変わったと実感している。一番変わったのは、自分自身の事を他人にわかってもらいたい!とおもうようになった事だ。 私は、震災以降誰かに頭を下げなければ、生きてゆけなくなった。個人的にも会社的にもである。最初の頃は、これが、実に恥ずかしかった。本当のことなのだが、震災までは、物を値切るということをしたことがなかったのだ。私は、おぼっちゃまくんであった。 しかし、払うお金が無ければ仕方ない。正直に話すしかないからである。毎日、毎日頭を下げているうちに、自分の苦しい気持ちを話すことで、他人が、わたしを応援してくれるようになった。これは、わたしの財産である。 大人になると自我が、張り出し心を打ち明けることが、出来なくなる。 我慢した挙句に、他人にぶつけてしまう。いわゆる、キレる、というやつである。そうではなく、自分の感情を相手に理解してもらえるよう努力すること、私は、頭を下げることと、同時にそれが必要だと思う。なぜなら、自分のことを好きになってもらわないと、人間関係は上手くいかないからだ。 私が、17年間生き抜いてこれたのは、他人様から愛される大切さに気付けたからだ。 だから、今も私は、正しいと言われるより、楽しい!といわれたい。キスより好き!と言われたい! IQより愛嬌!である。毎日、毎日、こうして、長いブログを書いているのは、皆さんに愛されたい!その一心である。 どうだろう?あなたは、私を愛してくれるだろうか? 写真は、わたしのふるさと長田にある、18メートルの鉄人28号。作者の横山光輝さんは、神戸市出身である。鉄人は、神戸の復興のシンボルとして、今日も高く拳をあげている。どれだけ頭を下げても譲れない覚悟こそ、今の日本人には、必要だと思う! 1/20 君の輝く瞳には、どんな夢が、映っているのだろう? 今日はグランパシフィックお台場で、1000人の前で、講演する。ワタミの渡部社長の講演の後、続けて私が、話すことになる。えらいことになったものだ。うまく、いくように皆さん、祈ってください‼ さて、昨日は、地元松阪市の上御糸 かみみいと小学校の5、6年生と保護者の前で、講演した。雨の中、150人の方が二時間私の話を聴きに来て下さった。 子供たちには、夢を実現するための、あきらめない生き方という話をした。最後に私のギターの弾き語りで、東日本大震災復興ソング、君の涙が乾いたら、をみんなのいる体育館で、歌った。こんな歌詞だ。 君の涙が乾いたら、思い出して欲しい。今は僕の言葉も届かないだろうから。沢山の辛いことが、君を強くするんだ!だけど今は、思いきり泣くときなんだろう。僕たちの住む星に、青空が広がっている限り、君は一人じゃないさ。心を穏やかにして、明日を信じよう。 君の涙が乾いたら、思い出して欲しい。今の僕に出来ることは、君を見守ることだけ。君は冬のひまわり。寒さに耐えながら、涙をこぼさないように、上を見上げている。僕たちの住む星に、青空が、繋がっている限り、君は一人じゃないさ。取り戻そう!幸せだった日々を。 君の涙が乾いたら、思い出して欲しい。世界が、君を裏切っても、僕が、いるじゃないか!そばにいるじゃないか!ずっと、いるじゃないか。 カンブリア宮殿の為に作り、収録までしたが、放送されなかった、私が、作った歌である。夢を現実に変えるために、私達は、毎日、毎日努力しなければならない。夢を見る瞳と目に見えない努力は、似ていないようで、実はよく似ている。一生懸命に頑張っている人から、流れる涙より美しい宝石を、私は、まだ、一度も見たことが、無いのだ! 1/21 トリプル ファンタジー! 昨日は、お台場で、日創研の新春経営者セミナーに出演した。朝から東レ研究所の佐々木社長、ワタミの渡邊会長、株式会社ティアの富安社長の間に挟まれて、私も講演させてもらった。考えてみると、カンブリア宮殿出演つながりかな?とも思える、華やかなセミナーだった。 大半の来場者は、企業経営者であり、とても感性の高い方ばかりが、1000人集まるわけで、ある。盛り上がらないはずは、ない。 昨日話して解ったのは、講演会は、講師と観客が、一体となって作るものであること。元気のいい経営者は、とてもよく笑う!ということだ。 講演会が、二時間足らず。そのあとのサイン会が、一時間以上かかった。用意した、本やDVDもあっという間になくなってしまった。 大人は本を読まない、勉強しないといわれる。中小企業においては、教育、研修プログラムがないので、成長しないという人が、ある。 しかし、中小企業の経営者は、とてもよく物を考えて、沢山の本を読んでいる。 私は、この中小企業社長という職業を選んで、本当によかった!一生、彼らと共に、歩いていきたい!そう思った一日だった! 写真は、控え室で、写したティアの富安社長とのツーショット!渡邊会長が、帰ってしまったので、色紙だけ、いただいた!三人とも、明るくて、少年のように、ピュアで、情熱的!である! 1/22 統合医療と地域活性化!アンド松阪シテイマラソン! 今日、午前中は松阪シテイマラソンに午後2時から、三重県津市のメッセウイング二階会議室にて、統合医療と地域活性化をテーマにした、講演会を開くことになった。わたしの人生のテーマでもあるこの問題を講演とパネルディスカッションで、かんがえてみょう!という企画。無料なので、お時間のあるかたは、ぜひ、いらして欲しい。もちろんわたしもいきます! 医療のないところには、人間は、住めない。人間が、すまないところには、活性化は、おこらない。ただ、日本の高齢者医療は曲がり角をむかえている。私達は、それを認識して、みずからの老いを考えて、選択して行くべきだとわたしは、思う。 だから、このセミナーは、生き方セミナーでもある。西洋医学だけでなく、世界中のメソッドと自分自身をぶつけてみる。これからの医療は、自分自身のなかに自分で、治癒力を発見する、旅だ。いいかえれば、人生も目的は、おなじではないか? 写真は、昨日の多気新春互礼会の様子。なんと、料理と給仕は、リアル高校生レストランのみなさん!こんな、素敵なパーティなら、行って見たいでしよ!わたしの町は、彼ら高校生が、一番のイノベータなのだ! 1/23 人生は、オールウェイズ 泣き笑い。 この休みに私は、妻と二人で、オールウェイズという日本映画を観た。原作は、三丁目の夕日、という漫画である。ビックコミックに長い間、連載されているが、私は、正直あまり絵柄が、好きではなかったので、映画も敬遠していた。しかし、あるとき、DVDで観て泣きまくった!パート1、パート2、と続けて観て泣きまくった!ゴッドファーザー以外にパート2が、良かった映画はないが、これは、別である!その映画のパート3である。行かないわけに行かない‼ 写真は、映画館の看板。今回からは、3Dが、あるので、そちらを観た。こちらも良かった。メガネをかけていると、どれだけ涙を流しても恥ずかしく無いからだ! 中央にいるのが、茶川という売れない小説家。私は、かれが、好きだ。優男で弱虫だが、つよがってばかりいる。吉岡秀隆の演技も最高だ。ぜひ、ビデオで、二作目までを観て、劇場に大切な人と言って欲しい。絶対に、後悔しないと、私が太鼓判を押します! 人生は、良いことは、一瞬で、苦しいことが、多いのかも知れない。しかし、真っ直ぐに生きていくことが、出来れば、それが、いちばん、幸せ!なのだと、この映画を観て、そう、思った! 弊社ホームページブログでは、写真いりで、お楽しみ頂けます。フェイスブックに友達登録いただきますと、議論に参加できますので、ぜひ申請ください。 松浦信男ブログ (ブログを写真入りで、ご覧頂けます。) http://www.bankyo.net/blog/ フェイスブックページ(ご覧になるには、フェイスブック登録が必要です。) (写真だけでなくブログに対するコメントもお読み頂けます) http://www.facebook.com/#!/profile.php?id=100002096574172 講演会スケジュール http://www.bankyo.com/?cat=5 また新聞や雑誌に載った記事もご覧ください。 http://www.bankyo.com/?cat=3 メールマガジンにコメントをいただける方は下記のページにて書き込みをお願いします。 http://www.bankyo.net/email_newsletter ↑こちらは公開されます。 私宛への返信は下記個人アドレスかこのメールをそのまま返信してください。 --------------- 万協製薬株式会社 http://www.bankyo.com/ 代表取締役 社長 松浦 信男 E-mail nmatsuura@bankyo.com 〒519-2174 三重県多気郡多気町五桂1169-142 TEL 0598-37-2088 FAX 0598-37-2089
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