松浦信男アワー

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ハートフル通信

「1月14日フルダラソン開催!」松浦信男メールマガジン2012年1月10日号
みなさんこんにちは!万協製薬の松浦信男です。

もう、あけましておめでとうございます。は、遅いように思いますが、あらためまして、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
皆さんのお正月はどうでしたか? 
私は、年末の風邪を薬とお酒でねじ込もうとしましたが、失敗して約2週間、治るのにかかってしまいました。 
あらためて、健康のありがたさを実感した今日この頃です。 

「第一回万協製薬株式会社 フルダラソン開催!」のお知らせ 

さて、年明けからなんですが今度1月14日土曜日に万協製薬で、フルマラソンを走れるか試してみよう!というスポーツイベントを行うことになりました。 
弊社では、毎月、清掃活動と健康作りのために毎月「ダラソン」(だらだら走るマラソンの意味)を開いています。 
もう2年になるのですが、一度42.195キロを走ったら,どのくらいかかるかを試してみよう!ということになりました。 
題して「フルダラソン」です。しかし、あくまで、自主練習会ですから、何キロ走っても大丈夫です。 
あさ、八時半に万協製薬第二工場に集合して、最大午後1時半までの5時間限定です。 
もし参加されたいかたは、弊社まで、「ダラソン参加希望」と返事頂ければ、幸いです。参加費は無料です。スポーツドリンク1本プレゼントしますので、それ以外のものは、参加される方で、ご用意ください。 
終わった後は、まごの店で食事して、多気の温泉行きなんているのもいいですね。 
ぜひ、参加をお待ちしています。もちろん、走る距離は自由ですので、気楽に参加お待ちしています! 

さて、今年も日本一長いメルマガの名前に恥じないよう!今年もしっかり長く書いていきますので、どうぞ、おつきあいくださいませ。 


12/27 
大晦日FMみえ アフタヌーンカフェ 

今日から、わたしは、OFF。今、新潟に向かう車の中で、この文章を書いている。今は、伊那のあたりだ。積雪は、あるが、道路は、問題なしである。雪山には、震災以来である。あの日も本当は、スキーに行く予定だったけれど、被害の大きさにおそろしくなり、行くのをやめた。やめて、良かったと、今思い返して思う。 
あのころは、ここまでの被害になるとは、想像すら、できなかった。 
約10ヶ月ぶりの雪山で私が何を、考えるかをまた、レポートしたいと思う。 

写真は、昨日のFMみえのラジオの収録の様子だ。 
私の友人の伊東君との2ショット。ふたりともとても仲がよい。 
放送は、31日FMみえ、午後である。どうか、たのしんでください。 


12/28 
イン ザ ネイム オブ ラブ ウィンター スノウ 

私の息子の名前は、信太 しんた という。私の信男と父の太一から一文字とった。父とは、いつも戦いの中であったが、わたしは、息子に父親の名前をいれた。但し、私の名前が、上に来ているが‼ 
息子は、今年、息子は14歳になった。家族五人のうち、残りの女子三人は、すべて、AB型て、男子は、すべて、A型である。近年、女子チームが、とみに、強くなった! 

写真は、息子とわたしのツーショット。わたしは、スキー、息子は、ボード。彼は、今年、私の身長を追い越した! 
いつまでも、お父さんに、付き合っておくれ! 


12/29 
君の心のシュプールは、消えない! 

今日は池の平スキーが、最終日だ。このツアーに参加している万協製薬の社員のひとりに、さば君が、いる。あだ名の様だが、本名である。佐波と書く。彼は、今年、会社をやめて、また戻ってきた。辞めた理由は、仕事中の些細なことで、私にもどうすることもできなかった。5月のことだ。 
彼とは毎年、スキーにいっていたが、今年は、無理かもしれない。と、息子にいうと、「それなら、僕は、行きたくない。」と言った。困ったが、どうにもならないことがある。 
しかし、7月のことだ。バンドのオーディションのために、会場に向かうメンバーの運転する車に、電話が、かかった。助手席の私が、取ると、電話は、さば君だった。私は、基本的に会社に人をスカウトもしないし、辞めさせることもしない。しかし、この時は、違った。「良かったら戻ってこないか?」と、おもわず、言っていた。彼は、わかりました。と答えた。かくして、さば君は、万協製薬51年の歴史のなかで、初めて、2回会社に入った社員になった。人の運命とは、不思議だ。これらのどれが、欠けても、彼は戻って来なかった。会社が、大きくなると、人事部ができ、生産性のない班わけをやりたがるようになる。私の会社には、人事部も営業部も存在しない。中小企業にとって、大事のは、社員が、気持ちよく、会社にこられる環境を作ることだ。 
大半の場合は、社員が、ダメなのではなく、会社の仕組みが、ダメなんだ!とかんがえることで、問題は、シンプルになると、思わないだろうか? 
ともあれ、さば君は、帰ってきた。また、今年も一緒にシュプールを描けることを私は、嬉しくて仕方が無い! 
私達が、雪に描くシュプールは、やがて、風が、消していく。 
しかし、私達が、人生で描くココロのシュプールは、いつまでも、消えない!そう信じたい! 
写真は、ゲレンデでの息子とのツーショット。シャッターを押してくれたのが、さば君である! 


12/30 
昇る朝日のように。 

私達は、昨夜遅く、ようやく無事に三重県に帰ってきた。年がいもなく、息子たちとはしゃぎすぎ、私は、風邪を引いてしまった。受験生の長女に移しては、いけないとのことで、わたしは、ひとり部屋に押し込められてしまった! 
しかし、四日ぶりに会った妻は、なんだか、いつもより、優しい感じがした。妻は、私のことを、生き急ぎすぎだ!という。もっとゆっくり、生きるべきだ!と強くいう。考えてみれば、妻にしてみれば、本来の仕事以外が、大杉漣!ということなのだろう!考えてみれば、 
私の父親もそうであった。子供の時に、父親のことを、私がそう、思っていた。 
しかし、現在の私は、同じことをしている。でも、今しか無い!という感動に打ち震えた一年だったように思える。おそらく、人生を振り返り、2011年こそが、私のターニングポイントとなる年だと、思う。今年になり、初めて自分の日常をFacebookを使い公開した。書いたものをこうして、読み返すと、なんと、浮き沈みの多い弱い心根だ!と思っていたが、なぜか、そんな日に限って、皆さんのコメントや、いいね!を沢山いただいた。外での私は、ツヨガリータであるが、ここでの私は、時々、ヨワガリータである。 
しかし、ヨワガリータの松浦信男を愛してくださる、皆さんがいるかぎり、来年も思い切り、ツヨガリータ、イソガシガリータ、ダジャレイータ、で、行きたいと思う。 

写真は、スキー場で、写した朝日。山の天気は、変わりやすく、晴れ間は、少ない。まるで、私達の人生のようだ。しかし、毎日、毎日、私達の上に朝日が、昇り続けているかぎり、共に励ましあい、生きていこう!と誓いたい。坂の上の雲の上には、太陽が、いつもあることを私達は、とうに、知って居る! 


12/31 
よいお年を!と、誰もみなねがっている。 

2011年を振り返り考えてみれば、やはり東北地方を襲った東日本大震災となるのだと思う。私達の人生におけるものの考え方を変えてしまった。本来、私達が、乗っているレールが、実は、あやふやなものであると、わかったからだ。そのなかで、家族や仲間の心のつながりを再認識した人が、増えたことは、日本人および、日本人にとって、福音だと、私はおもう。個別化が、進む現代人にとっての連帯感は、ゲームであり、音楽であり、流行であった。今回の震災は、そこに、私達日本人という連帯感を再認識させたのでは、ないかと思う。 
私はよく、松浦さんは、明るいですねえ!と言われる。それに対して、私は、「 人生最悪の日が、ありますから、その日に比べると、今日はなんていい日だろう。と考えます。」と話す。阪神淡路大震災は、被害が、局地的で、あったために、一番苦しかったのは、状況を理解してもらえなかったことだ。私は、そのなかで、心を隠して、生き方を変えた。情にすがることを辞めた。今回の日本人の対応は、あの時に比べて格段に変わった。初めて他人の人生を自分自身と重ねた人がいたからで、あろう。 
私達は、本来、個別に生きている。しかし、本当は、寂しい。震災で傷ついた心を16年間持ち続けている私のように。心の傷は、誰かに話すことで、癒されるのではないかと、私は思う。思えば、今年行った講演会で、私は、毎回泣いていた。自身の強がりは、涙を隠すためだったのだ。多くの人に 
支持されるたびに、では、なぜ、あのとき、誰も私の話を聞いてくれなかったのだ!と苦しかった。転機は、やはり、カンブリア宮殿だった。村上龍さんは、君の思っていることを、全部言うべきだ!と言った。スタジオでも二時間近く二人に私の話を聞いてもらった。その中で放送されたのは、一番自分が、ダメだと思っていたエピソードだった。社員が、誰も言うことを聞いてくれなかったときのものだ。カンブリア宮殿の放送後は、震災の話をすることに抵抗が、なくなっていた。しかし、16年間という時間が、私には必要だった。 


写真は、東北新幹線の連結写真。新潟行きである。東日本大震災からの復興には、長い時間が、かかるだろう。しかし、この列車のように、私達日本人は、つながり、支え合い、生きていくに違いない。あなたにとって、来年が、素晴らしい一年になりますように!どうぞ、よいお年を! 


1/1 
2012年あけましておめでとうございます! 

旧年中は、さまざまなことで、お世話になり、ありがとうございました。 
皆さんの毎日を見せていただき、私の毎日や考え方をシェア出来、また、皆さんとさまざまな意見交換ができたことは、私の人生の新たな成果となりました。 
本年もこのコミュニケーションを続けていければ、幸いです。 
人生は、毎日が、重い荷物を持ちながらの闘いのようですが、共に歩む仲間が、いれば、少しは、荷物が、軽くなります。 
だから、苦しいとき、うれしいとき、悔しいとき、悲しいとき、思い出して貰えるような、私で居たいと願っています。 

皆様にとって、本年が、素晴らしい一年になりますように、祈っております。 

写真は、私の家族。今年も、元気いっぱいです。琴子 17歳、信太14歳、栄衣子11歳、です。わたしは、今年50歳になります!愛妻 慶子は、内緒です‼ 
わたし、松浦信男は、惑いっぱなしの50歳になりそうですが、どうぞ、お付き合いくださいね! 


1/2 
平成24年の始まり 

人間の心とは、面白いものである。いつも、我が松浦一族は、元旦に集まりそれぞれの家に廻向し、読経し、その後は神戸にある全ての墓まいりをするのだ。朝の9時から、始まり終わるのは、午後2時である。それが、終わると、宴会である。まるで、マラソン大会のようなイベントを私の記憶する限りは、40年近く続けている。 
今年は、それに加えて、皆さんとのメッセージのやりとりをやっていたので、しっちゃかめっちゃかになった。親戚たちが、カンブリア宮殿をみてくれていたり、姉さんが、私のブログに濁点が多すぎる!との指摘をくれたり、賑やかな元旦になってよかった。 
親世代で、残っているのは、父さんだけになり、従兄弟たちは歳をとり、甥姪たちは、大人になっていく。寂しくもあり、頼もしくもある。 
古代の人の平均寿命は、わずか、30年であったそうだから、私達は文明の発達により、大人の時間を沢山いただいたことになる。この貴重な時間を争いには、使いたくない。この惑星に生まれた価値をみんなで、創り上げていきたい!というのが、私の元旦の誓いである。 

写真は、松浦家の過去帳。昨日は、母さんの五回目の命日でもあった。肉親の死は、失恋に似ている。時が、よい思い出だけを残してくれるようだ。 


1/3 
松浦家の雑煮 

年末年始神戸、奈良ツアーも終わり、私は自分の家に帰って来た。今年は、長女の受験のため、息子と二人だけで、私と妻の実家に帰って来た。 
しかし、スキーを含めて一週間、息子といたが、考えてみれば、ほとんど、話は、わたしの方からしており、息子からは、話しかけられてないことに、気づく今日このごろである。いつもは、かしましい女性3人組に挟まれて、話す機会がなかったことに、気づく。 
父親と息子とは、その様な、微妙な関係なのであろうか? 
などと、考えて、家に帰ってみれば、いつも通りの我が家のかしましさに私達男たちは、うもれてしまった。 
2日遅れての家族全体でのあけましておめでとうである。 
やはり、自分の家は、落ちつく!部屋に入ってみると、本だらけのわたしの部屋が、驚く程、綺麗になっており、妻に感謝です! 
ああ、今年も捨てられなくてよかった?!本とフィギュアとわたしである! 

写真は、わたしの実家、松浦家の雑煮。母が亡くなってからは、二人の姉さんたちが、この、白味噌じたて、具は、小芋、人参、青海苔だけの、シンプルな雑煮を再現してくれるようになった。あなたの家の雑煮は、どんなのだろう?ちなみに 
実家でも、リアル実家でも、わたしは、息子と同じようなものであった!男は役に立たないなあと、実感した! 


1/4 
マイ スイート ホーム 

一月も四日となり、今日から、仕事始めという人もあるだろう。わたしは、明日が仕事始めだ。やはり、休みが、続くと会社のリズム感が、欲しいと思うようになる。わたしなど、会社が、なければ、ぐうたらな人間の典型であるに違いない。 
しかしながら、元気だけは、人一倍ある。今年も出来る限りの元気と勇気を皆さんにお伝えしたいと、思っている。子供の頃からの夢であった小説家デビューもしてみたい。 
夢見る50代を生きてみたいと思っている。 

写真は、私の家の写真。我が家は、朝日と夕日が当たる明るい家だ。昨日から、妻とのウオーキングを再開した。多気町は、今年も静かで、明るい美しい町である。 
どうか、明るく素晴らしい一年になりますように! 

1/5 
あと、9日‼ 

長女のセンター試験が、いよいよカウントダウンに入った。わたしが、スキー場で、すべりまくっているときも、実家で、酔いつぶれているときも、毎日、遅くまで、勉強をしていた。 
わが娘は、ずっと、のんびりやさんであるが、この数ヶ月は、真剣に取り組んでいた。 
なんだか、うれしくもあり、頼もしくもあり、なんだか、せつなくもあった。 
しかし、不思議なことだが、受験勉強をするにつれて、考え方が、大人になって来たような気がする。 
彼女の通う学校は、六年制であるため、およそ、六年間、大学受験のために頑張ってきたような、ものだ。そう考えてみれば、長い旅の終わりが、近づいている。 
わたしは、親への反発から、受験勉強をボイコットしていた。だから、娘のように、懸命な時間を持った高校生が、わたしは、羨ましいのかも知れない。 
なんだか、親バカのような、話だが、受験勉強が、人を成長させるチカラが、あるのかも、しれないとわたしは、考えた。 
今日もわたしは、午後10時に塾まで、娘を迎えにいく。朝と夜の数十分の車内が、私と娘の会話の時間。 
三年間のこの時間が、私達親子を成長させていたら、いいなあ、とわたしは、思う。 


1/6 
年始祈願 イン 2012 

いよいよ今年も、仕事始めの日を迎えた。私達万協製薬は、年末の終わりの会は、やらない。その代わり、新年の最初の朝に、近所の佐奈神社に社員全員で、出かけ年頭祈願をする。いまや、100人を超える人数となったので、壮観である。 
この佐奈神社は、大きな社台ではないが、伊勢神宮の末宮、いわゆる支店のようなもだ。この地域の人は、神事をとても、大事にする。霊験がある、なし、ではなく、生活の中に習慣として存在している。これは、とても素晴らしいことだと、思う。私達もその習慣の一部である。 
会社は、社長だけが、頑張って成り立つものではない。顧客と世間と社員が、この会社が、あって良かったと思うことによってこそ、成り立つものだ。そう考えると、会社と神社は似ている。 
社という字は、昔、杜 もり という字を当てた。杜とは、実りをもたらすもの、という意味である。 
つまり、神社とは、神様が、集まり実りをもたらす場所であり、会社とは、人が、集まり、実りをもたらす場所、といえよう。 
私達の会社も皆さんの会社もどうか、この一年、人が集い、豊かな場所になるように、祈ってやまない。 

写真は、佐奈神社の神殿。おくの扉が、金色に光っている。この10年間、毎年そうである。神々しいとは、正にこういうことで、あろう! 


1/7 
今年、最初のお客様! 

私は、実はすごくミーハーである。子供の時から、雑誌、てれ、ラジオが、大好きで、CMなど、ソラで憶えて歌ったり、喋ったりしていた。今だにそうである。朝ズバをみて、スッキリをみて、ヒルナンデスをみて、イイともをみて、ごちそうさまをみて、徹子をみて、ミヤネ屋をみて、会社にいくのを辞めようと、思う。これが、わたしの理想の日常である。こんな大人になったのは、おそらく、実家か、神戸の下町の薬局。だからでは、ないかと思う。たくさんのマスコミの商品が、溢れる店頭で私は育った。 
わたしが、いま、社業としているOEM事業も自分のミーハー育ちのせいだ、と思う。いろんな会社の製品を作らせていただける現在が、夢のようだ。もし、わたしが、この会社の製品を作らせてもらうとしたら、と考えて店頭で製品を見ているので、たくさんの会社さんとのブランドの立ち上げが、楽しくて仕方がない。皆さんの仕事には、ミーハーゴコロは、必要では、ないのだろうか? 

写真は、昨日、来社されたワシのマークの大正製薬のみなさんだ。パブロンを始めとする有名ブランドをたくさんお持ちの会社。この40年くらいの製品の話が、出来て幸せだった。 
今年も、ファイト一発!でいこう。 


1/8 
花のズボラ飯 

このマンガがすごい2012 という本が出た。毎年、一年間に発売されたマンガのなかで、一番をアンケートで、決める、マンガのレコード大賞のような本である。 
わたしは、近年、この本にランキングされたマンガを順番に買うことが多い。なぜなら、現在はあまりにも多くのマンガが出版されており、何を読むべきか、分からなくなることと、このランキング本の評価が、当たっているせいである。 
本年の総合一位は、ブラックジャック制作秘話という手塚治虫の評伝マンガである。 
この本はここのエッセイでも、取り上げたことが、あるので、私はうれしかった。 
最近では、本を読む人が、少ないという。マンガについても同じである。眼に入る情報はネットからの電子ものの方が、刺激的であり簡便であるからだろう。私のように会社に図書室をつくり、年間四冊の課題図書を全社員に配布して、読書感想文を書かせている会社は、あまりないに違いない。 
しかしながら、私がなぜ、こうまでして読書にこだわっているかというと、二次元の絵や文章から、作者の意図を読み取ろうとする行為は、最大級の人材育成に繋がると考えている。 
世の中の人材育成コンサルタントは、人前でのパフォーマンスを重視しているが、私が育てたいのは、他人に話さないコアな部分の能力開発である。 
読書には、間違いなく、人間の好奇心という最大の能力を開花させるチカラが、あると私は思うが、皆さんはどうお考えだろう? 

写真は、女子マンガ一位の花のズボラ飯、である。単身赴任の夫をもつ主婦の花のひとりクッキングパパマンガである。とにかく、花のリアクションが、面白くかつ、可愛い。日本人に生まれて良かった!と思うこと、しきりである。どうぞ、ご一読あれ‼ 


1/9 
山下和美音楽短編集 コンチェルト 

いやー、今回の風邪は、長引いた。二週間かかった。皆さんも気を付けてください。インフルエンザの予防接種をうけていたのにもかかわらず、この体たらくである。今回の風邪は、年齢にかかわらず、長引くので、諦めてしっかり寝てください。わたしは、腰が痛くなる位寝て、ようやく良くなった。風邪をひいているとあらゆるやる気が、失せていく。ああ、死ぬときの苦しさは、これが、ずっと続くのだと、考えると、憂鬱になる。しかし、風邪はいつか治るので、風邪という病気は、私達に健康の有難さを教えてくれる教師なのかもしれない。 
因みにインフルエンザなどの風邪のウイルスは私達人類よりも歴史が古いと言われる。彼らの身体には、遺伝子しか存在しない。そのため、他の生体に寄生して、その細胞をだましてみずからの細胞を増やすのだ。恐るべき、合理性である。私達は、栄養をとって、風邪のウイルスの増殖を助けていることになる。だから、自らの身体が、風邪のウイルスに気づくまて、暴飲暴食を避けて、しっかり待つことが大事なことである。 
かくして、再びわたしは、元気になった。生きていることは、なんと素敵なことであろうか! 

写真は、山下和美の音楽短編集コンチェルトである。もし、マンガを読むことに抵抗が、ある人が、いるなら、ぜひ、この本を読んで欲しい。このなかのROCKSという短編は、名作だ。マンガでなければ、得られない躍動感に満ちている!この本には、人生の素晴らしい瞬間が、たくさん満ちている。世の中には、素晴らしい本とそうでない本が、存在しているだけである! 


1/10 
冬休みの収穫! 

私は、万協製薬の経営者であると共に社内にある図書館とフィギュア博物館の館長でもある。会社は、100人いる社員との共同作業であるため、分業化されているが、これら2つは基本形に私一人で運営している。それぞれ書棚一つで、始まったコレクションが、いまでは、一つの建物になっている。図書館の本もフィギュアも全て自分で読み、自分で製作したものを並べているので、とんでもなく時間を取られる訳だ。 
私が、これら2つを一人で運営している訳には、いくつかあるが、その最大の理由は、私が、仕事ばかりやり過ぎてしまうと、周りの人間が、ついて行けないからである。 
もともと、たった3人から再起業した会社である。私は、なんでも自分で仕事をやってしまうようになっていた。 
しかし、10年前にドラッカーのエンパワーメント論を知りこのままでは、社員や組織が、成長出来ないと知り現場から少しずつ手を引いた。その代わりに私は2つの博物館と図書館を作った。万協製薬を訪問された方には、見学コースになっているので、ご存知かと思うが、皆さんいわれるのが、圧倒的なその物量である。 
世界が、私にはこのように見えていますと、説明しているのだが、まさしく圧巻であろう。この過剰さを社内で毎日出していれば、間違いなく社員は、窒息死してしまうはずだ。いわゆるベント行為である。 
人を変えて行くには、何らかの過剰さが、必要であると、私は思う。しかし、組織における過剰さは、時として社員を追い詰めてしまうことを社長は、認識すべきだろう。 
組織における真面目さや熱意の常なる過剰は、組織のダイナミズムを追い詰めてしまうことになるというのが、今日の私の主張である! 

写真は、この冬休み中かかって作ったアメリカ軍戦車M4シャーマンだ。手前の缶ビールを見てもらえば、判るが、この戦車1mサイズである。ここまで、くると、プラモデルを超えて、大工仕事である! 


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