松浦信男アワー

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ハートフル通信

【万協製薬】松浦信男のメールマガジン2020年1月20日号
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皆さん、こんにちは。万協製薬の松浦信男です。
心と日常はずっと続くから、擬態も本体も両方持って良いのだ!私の1月17日

阪神大震災から25年が経った。私の人生の半分弱の時間だ。この時期は震災の頃を
思い出して心が重くなる。娘の受験も重なって余計にそう思うのだろう。
私は震災以降、お金も仕事も会社も無いという三重苦に苦しめられた。
そのせいでものすごく慎重になったし、利益を出すということにシビアななった。

いろんな大変な事が起きるたび、あの震災が無かったら?と思うこともあった。
しかしながらそのたびに、それならばその分震災が無かったら出来なかったことばかりやろうと
いろんな事に挑戦してきた。
あれから25年。多くの人を雇用して私は震災を克服したように見える。
けれども人の人生を乗り越えたとか、克服したというのも変な表現だ。

人間は掛け合えれない、分け合えれない気持ちをいつも抱えて生きている。
それでも明るく生きる事が幸せにつながることを私をみて考えてみてくれれば
良いのでは無いかと思う。
心はいつも未完成。
けれども日常はずっと続いていくからその擬態も本体と同じだと思う。
それではお知らせです。



【多気町商工会商売繁盛セミナー開催のお知らせ】

前年度、全前年度大好評により、3期目の今年度はなんと全8回!
製造業では初となる二度の日本経営品質賞、万協製薬松浦社長が
商売繁盛に関わる内容をお伝えします!

今年のテーマは「ドラッカー思考法大全」です!

(日程)

 第1回: 終了
 第2回: 終了
 第3回: 終了
 第4回: 終了
 第5回: 終了
 第6回: 終了
 第7回: 1月28日(火)
 第8回: 2月25日(火)

(時間)
19:00~21:00

 (会場)
多気町商工会2階会議室 (三重県多気郡多気町相可1687-8)

◆詳細、お問い合わせ
多気町商工会 担当:鈴木 TEL:0598-38-2296

https://www.bankyo.com/about/lecture/detail__109.html



【おたコススポンサー募集】
2020年度開催のおたコスのスポンサー、協賛企業さま(個人の方も大歓迎)を
募集しております。

スポンサー企業さまにはステージ上でのアピールタイム、資料配布、ブース設置等を
ご用意しております。
来場者はSNS等を使い、世界に情報を発信したり、ブランド認知アップやPRの
絶好の機会となりますので、賛同してくださる企業さまの協賛をお待ちしております。

1口:5,000円

https://www.bankyo.com/arc/201912kyosan.pdf

2020年1月末までにお申し込みいただいた企業様は、ポスター、フライヤーに
ロゴ等を掲載させていただきます。

万協製薬株式会社 FSS課 深水(ふかみず) 
TEL:0598-30-5266  FAX:598-30-5285
e-mail:otacos.fes@gmail.com


◆おたコス10動画
 https://youtu.be/5l3VonBvaTk

◆おたコス10ダイジェスト版&おたコス11予告
 https://youtu.be/2D8opGgIEqU






【猫ライブカメラ「にゃんカメ」(五桂池ふるさと村)】
五桂池ふるさと村の動画配信アカウントを作りました。
五桂池ふるさと村TVとして配信していきます。
まずは、猫チャンネルとして猫が立ち寄る場所にライブカメラを設置しています。
チャンネルにはふるさと村の動物たちの動画を追加していく予定です。
皆さん見に来てくださいね。

https://youtu.be/_BbhNhrA9iw





 【第27回みそか放談】

第27回みそか放談テーマ:「継承スペシャル」

https://youtu.be/KShUD9L_voc

■過去の放送は下記より…
BNKYO TV(BTV)
https://www.youtube.com/user/BANKYONOW/





【万協フィギュア博物館ストリートビュー公開】
万協フィギュア博物館内を観れる、Googleストリートビューが公開されました。
館内を観ていただくことも可能になりました。
Googleで「万協フィギュア博物館」を検索し、★で評価やコメントに感想を
入れてもらうことができます。
コメントには館長自らメッセージを返信させていただきます。

◆万協フィギュア博物館ストリートビュー
http://urx3.nu/MmCZ

◆GoogleMAPで「万協フィギュア博物館」を検索
 マップ上に出てきた画像をクリック
 ※円を描いた→マークが目印です。





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の両立性について

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■「Bankyo TV」(Live中継・過去の動画)
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ここからは盛りだくさん過ぎる1週間のブログです。
どうぞお楽しみくださいね!
大切にみなさまにとって素晴らしい週になりますように!!



1/15

もっとグレて生きていいのだ。他人に迷惑をかけずに生きよう!
などと教えているのは日本だけである。ふるさとプロジェクト多気!
発動!いつでも何が始まることが私の生きがいだね!

今日は1月15日水曜日。栄衣子のセンター試験がいよいよ土曜日に迫った。
震災25年目の17日は金曜日、おまけに昨日から極寒と私の心も震えている。
いつもこの時期はペシミズムに満ちて色んなことに毒づきたくなる。
私の行動の原点は、怒りでありこの25年間何かを始める時はいつも怒っていた様に思う。

愛の前にいつも怒りがあるのだ。もちろん震災でいろんなものを奪われた過去の
せいなのだが一番は、やるべき事をやるべき人がやらない事による怒りである。
だから震災の時、私はグレた。はっきり言ってグレタさんよりもグレた。
それ以来私は定期的にグレている。特にこの時期は震災を思い出してダメである。

彼女の国連での尋常でない怒りが人々を動かせたように私は私の怒りで動いている。
いずれ会社は私のスタッフが主になって動く事になるだろう。そうなれば私は
私の意志を前面に出して生きる生き方をメインにしたいし、会社ももっと明確な
意志を前面に出すべきではないか?と今思っている。

それは普通に生きてきた人と比べて壮絶な思いをしたからだし、もしかすると会社の
成長も私のとんでもない怒りと憤りの反作用であったかもしれない。普通の人があった
震災も多くの人の心に影を落としたが、製薬会社をやっていた私にとっては
とんでも無くきつい出来事だった。
しかしながらそれを取り戻そうとする戦いの中で私は自分の中の尋常ではない怒りを
心の中に発見して、それを行動の原動力にしていた。

正月休みの時は、とっても幸せな自分でいたがそれは現実と向き合っていなかったからだ。
私の現実は未だに怒りの中にある。であるならばらその怒りの想いを通じて私は行動して
発言するのが私らしいことではないかと思うようになった。

昨日仲間と新しい福祉と農業とを繋ぐネットワークを立ち上げる事を決めた。
名前はふるさとプロジェクト多気である。この4月にふるさと村に放課後デイサービスを
立ち上げるのを契機に私は福祉という世界に入る。そうであるなら既存の福祉も私なりの
ビジネスモデルできちんと持続可能性あるものに変えていきたい。
そのためのネットワークである。まずは多気町で始めるが手法はどなたにも公開するので
また個別に相談いただけると嬉しい。

私が憎んだ震災が実は私を太い人に変えた。これからの21世紀に生き残るのは、正しく怒りを
表明して他人から共感を受ける人ではないだろうか?!!




1/16

全く、娘には苦労する!私はそういう運命なのだろうか?!!初の病院連れて行き、
その後の怒り攻撃で思い切り引っ掻かれるの巻!!

今日は1月16日木曜日、冬らしい朝である。娘栄衣子のセンター試験が気になるところだが、
こればかりは気にしても仕方がない。わたしは、いつも通りの日常を送ることにしよう。

昨日は五桂池ふるさと村の保護猫ビビとベルを始めて動物病院に連れて行って診察とノミ取り、
ワクチンの摂取をしてもらった。
移動ケースに入れて私は初めて二匹に触れることが出来た。ビビとベルは二匹ともメスであった。

しかしながら、はじめての注射はかなりのストレスになったようで、部屋に戻しても
全く押し入れから出なくなったし、夜は夜で囲いを飛び越えて、飼っている陶芸教室の
梁の上に脱出する有り様である。
言葉が通じれば色々と説得もできるのだが、まったくもってむずかしい。
うーん、とことん、私は娘たちに苦労する様にできているらしい。

また捕まえられたらご報告します!

という事で今日の写真は可愛い二匹とビジネスパートナーの朝日印刷の浜さん、朝日さんを
はじめとする皆さん。あまりにも朝日軍団のカラオケが上手く、私達は驚きまくりの一夜だった!!




1/17

 震災から25年経つ。私の人生の半分近くが、過ぎた。けれども忘れない。
 忘れてはいけない。今日はそんな日だ。
 →https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000000-kobenext-soci&fbclid=IwAR2Bsku1ffNywcTt2io_LX9afH2dVl0bhYh5PbI45OLjvAsch-eslXBk5-U


心と日常はずっと続くから、擬態も本体も両方持って良いのだ!私の1月17日

阪神大震災から25年が経った。私の人生の半分弱の時間だ。この時期は震災の頃を
思い出して心が重くなる。娘の受験も重なって余計にそう思うのだろう。
猫のビビとベルは、よほど診察と注射が嫌だったのが、ハンストのように建物の
梁の上に逃げてしまって、ご飯の時にしか降りて来なくなった。そういうものかもしれない、
それで私たちは二匹のために別の住まいを作ることにした。

ネコと自分を重ねるのもなんだが、やはりそのショックは人を変えるのだろう。
私は震災以降、お金も仕事も会社も無いという三重苦に苦しめられた。そのせいでものすごく
慎重になったし、利益を出すということにシビアななった。とにかくお金を儲けなければ
会社をやって行けないので、お金のことばかり考えるようになった。製薬会社をたてなおす
ということはとんでもなく大変なことだったからだ。
私はその大変さかげんのせいで、あまりにもシビアになったので、生まれた神戸を出て誰も
私を知らないこの多気町に来て会社をやり直した。

いろんな大変な事が起きるたび、あの震災が無かったら?と思うこともあった。
しかしながらそのたびに、それならばその分震災が無かったら出来なかったことばかりやろうと
いろんな事に挑戦してきた。
あれから25年。多くの人を雇用して私は震災を克服したように見える。
けれども人の人生を乗り越えたとか、克服したというのも変な表現だ。

もともと人生というのはつながっているのだからそんな言い方をすること自体がおかしいのだ。
しかし私はいつもこの1月17日に記憶が戻されるのできっと過去と向き合うそんな生き方をするように
なったのだろう。

過去と向き合うながら生きていくという、他の人と違う人生、それを送ることで
私はいつもいろんなことを考えるようになった。これからも私はいろんな事を考えて生きていくのだろう。
けれども震災感情と損得勘定の二つを天秤にかけながら私は生きていくのだろう。

こんな話、私になんの教訓が有るの?と思う人もいるかもしれない。けれども人間は掛け合えれない、
分け合えれない気持ちをいつも抱えて生きている。それでも明るく生きる事が幸せにつながることを
私をみて考えてみてくれれば良いのでは無いかと思う。
心はいつも未完成。けれども日常はずっと続いていくからその擬態も本体と同じだと思う。

震災の後、私は一番最後に聞いた人の話に同意するようになった。
もちろん後でよく考えて答えを変えることもあるけれど。
というわけで今日の写真は昨日アクアイグニスからふるさと村までの山岳ルート開発をしようとして
プチ遭難した、森田先生、奥村さんと私とプチ家出のベルとビビ。
さっきベルだけは家に帰ってきました!!




1/18

ふたたび、栄光を君に贈りたい!!

今日は1月18日土曜日、センター試験の1日目である。私と慶子さんと娘の栄衣子との
長い一年のけじめをつけるテストの日である。
昨日は、もともと通っていた英数学園松阪校の上村先生からもラインをもらって、
いよいよ一年が経った事を実感した。

時間というのは誰にも均等に過ぎている。当たり前だ。けれども私達家族にとってこの1年間は、
通常の時間では無かった。娘の事を毎日考えて、彼女の人生や将来が挫ける事のないように
するにはどうしたらいいかを考えてその全てを栄衣子のために生きてきた。

私は一人暮らしで、なんかずっとキャンプ生活をしているようだった。もし、離婚したら
こんな生活がずっと続くのか?と思うとゾッとした。私には両親がもういないので、
とてもこんな寂しさを持ち続けるのは無理だと思う。

慶子さんは少しも寂しく無かったというが、私は人生に於いてこんな辛い一年は無かった。
これがもうすぐ終わるのか?もしかしてもう一年続くのか?はわからないがとにかく区切りの
センター試験である。
私は昨晩、家族ラインに栄衣子へのメッセージを送った。
夜中になって栄衣子から、ありがとう。の返信があった。

頑張る人に良い結果が出て欲しい。自分の娘なら尚更である。
昨日は震災から25年目の日だった。午後からロート製薬さんが来られていろんな話を夕方までした。
話は4時間以上にも及んで、良いけじめの1日となった。
震災以来考えてきた事は、生きている日常から教訓を得るのだ!という私の強い思いだった。

辛いこともきっと教訓に変える事で浄化できるのだと私は信じて生きてきた。
今、私には25年目の教訓とこの1年間の教訓が二つある。

もし私の人生において他人に語れる事があるとしたら、子供のようにいつも明日を信じて
生きていくという事だった。
そしてそこにはいつも慶子さん。琴子、信太、栄衣子の5人の家族がいた。家族を思う強い心の
反射光が暗くなりがちな私の心を照らしてくれた。
つまり私は一人ではなく5人力で生きてきたのだ。
家族に会えなくても家族を思うことで、力を得て今日も明るく生きていられるのだと思う。

ほんの小さなことで心が軽くなる。そんな想いをいつでも期待してきた25年間だったように思う。
25年間ずっと心はどこにあるのか?とか心は本当に強くなるのか?について考えてきた。
ここのところは保護猫のビビとベルの世話をしながら猫にも心がある事がわかった。

何か楽しい事が、生きている事であって欲しい。私にも貴方にもである。
私達は小さな存在だけれど心と言葉によってそのひ弱さを補っているのだと思う。
だからその弱さを隠す事なく未完成な心のみずみずしさや痛々しさをそのまま墓場まで持っていこうではないか!

誰かに迷惑をかける事を恥ずかしがらず、生きていく事は、むしろ誰かに迷惑をかける事だと思って生きよう!
私はこの25年ヒーローでは無かったしただのしつこい男だった。
良い事が少なかったからこそ、明日はきっといい日になると思えてきた。
今日は全ての受験生がベストを尽くせるそんな日になって欲しい!!人生はずっと続くから失敗しても
大丈夫だよ!と私はそれだけは自信を持って言えるのです!!



1/19

人生に無駄はない。ただし頑張り続ける人にはね!!最後のセンター試験2日目!
今日もがんばって行こう!

私は今日は東京。私は東京行きの列車の中でこのブログを書いている。
ホワイト企業大賞の受賞式にメルパーク東京に行くのだ。行くまでなんの賞を
もらえるかわからないという不思議な賞であるが、とにかく私はひさびさに東京に
行くことになった。
おそらく一月ぶりである。臨席のおじさんがめちゃくちゃ小さい字で日記みたいなものを
書いている。私も結構なおじさんだが、私よりもおそらくおじさんである。
なんだか最近、自分より年上の人を見ると安心する症候群だ。
こういう人を見ると、妙に話しかけたくなる。
とにかく私は来月は58歳!になるのだからね。

昨日は一日中栄衣子の事を考えながら、元旦から続く書斎の片付けをした。
後一週間で作業は終わる見込みだ。親として何もできないので、せめて私も頑張ろうと
思って始めた片付けがずっと続いている。
思えば長女の時は1日目の試験時間の間、マラソンをし続けるという事をやった。
昨日は栄衣子の試験時間中、ずっと片付けをするというのをやった。
試験の終了は午後6時10分なので多めに6時半まで作業をした。

本当は今日も同じ事をしたいのであるが、そうもいかないのが人間の世界だ。
ここは諦めて出張に専念することにしよう。この胸がキュンとなる気持ちに堪らなくなり
私は慶子さんにメールをした。
栄衣子は元気で試験まで勉強中とのことだった。それを読んでようやく胸を撫で下ろした私だ。
今、栄衣子の下宿の横あたりを電車通り過ぎたので、頑張れ!の念を送った。

隣のおじさんは今度スマホを取り出した。えっ?ここはガラケーと違うの?と思ったら
今度はいきなり電話を掛けて、おそらく友人であろう、豊田に行くには名古屋から
どうのりかえたらええの?と聞き始めた。
私は心の中で、そのスマホに聞いたらええねん。路線切り替えソフト入れたろか?と叫んだ。

私は現役時代も浪人時代もまともに勉強しなかった。勉強したのは二浪した後万協に入って
働いてからだった。薬剤師になりたい!という切実な思いが自分の中に起こったからだ。
当時の万協は赤字体質の典型的な中小企業だった。21歳の私はとにかく薬剤師になって
いろんな薬を自分で開発できれば、この状況を打開できると考えたのだ。
実際それができるようになるのは10年後の震災の後なのだが。

結局私は高校を出て4年経って大学に入った。皆と年が違う事を恥ずかし思ってずっと隠していた。
そして大学3年の後期に慶子さんと付き合う事になり始めてその事を他人に話した。
付き合いだしたのはちょうど33年前の一月の今頃である。実は4歳年上なんだよ、と話した
私に対して慶子さんは、それはよかった。私はずっと同い年の人は頼りないと思っていたからと、
答えてくれた。

それから私はこれまでの話をした。慶子さんはそれを聞いて、話してくれてありがとう。
松浦くんは坊ちゃんやと思っていたけどそうではないんだね。と言ってくれた。慶子さんの静かに
響く声を聞いたとき、私はなんだか曲がりくねった自分の人生がこの時のためにあったのだ!
と思い泣きそうになった。

人生には無駄はない。けれど付け加えるとしたら、諦めない人の人生には、と付け足すべきだろう。
栄衣子と同じ受験生と受験生を持つ親の皆さん。だから上手くいかなかったらもう一度頑張れば
いいだけだから。万協の松浦さんという人は大学に入るまで4年かかってるんだから、
そのくらいまでは大丈夫や!と言ってやってください!

隣のおじさんは丁寧に八つ折りにした中日新聞のクロスワードパズルに悩みだした。
あのヘンテコリンで難しいやつだ。さあそろそろ、私が話しかける頃合いかな?!!



1/20

あかんかったらもっかいやったらええがな!!人生はやり直しするために寿命が伸びとるのやで!!
やった!ホワイト企業大賞!特別賞をいただきました!

というわけで、今日は1月20日月曜日。私はこの夜中に東京から帰ってきた。ホワイト企業大賞は
万協製薬は大賞ではなく、特別賞だった。なんで大賞とちゃうねん!と心の中で思ったが、
これはまた、来年出してね!という事なので来年こそは大賞を狙おうと思う。
あとは29日発表の開花アワードだ。
こちらはぜひ大賞を狙いたい!と思う。

ホワイト企業大賞は私の尊敬する人や昔からの友達ばかりでとても良い一日中が過ごせた。
もし家にいたら栄衣子のセンター試験のことばかり考えて悶々としていた日曜日だったはずだからだ。
私はロックミュージックをこよなく愛する人間なので、自らウチはホワイトです!などとは言いたくない。
むしろブラックの中にほのかに光るホワイトこそが表彰すべき内容ではないかと思うが、
このホワイト企業大賞はまだ出来たばかりなので、きっと主催者や審査員もやがてそのことに気づくだろう。

世の中をホワイト企業とブラック企業に分けて見ても仕方ない。ホワイトの中にもブラックがあり、
その反対もある。あからさまなステロタイプのようなものでは長続きしない。もっと強い意志の
ようなものを表彰できれば良いのだがね。
しかしながらこのホワイト企業大賞の全従業員アンケートは誠に素晴らしいもので、この結果を
見れるだけでもこの賞に応募する価値がある。
もし貴方が興味あれば来年度応募して欲しい。

私は気持ちよく酔った勢いで、熊野古道の女鬼峠 めきとうげの歌を車内で作曲した。
曲を作ったのは、栄衣子が去年のセンター試験で失敗してめちゃくちゃ落ち込んだ時の、
君の名前を100回呼ぶ を作って以来の一年ぶりである。なんか縁起でもないが、
まあ、まああかんかったらも一回やったらええがな!と私は思っている。
勉強する事は成長する事と同じだからね!
ああ、あと5時間後に私は奈良の釜屋化学に出張である!
という事で、ひとまずおやすみなさい!生野菜!!

おんな旅 女鬼峠

胸焦がすような 熱い恋が終わった
貴方の影も もう 踏めない
誓い 交わした 約束もあったのに
私はいつも 待っていたのよ

心の中は 涙雨 貴方が見えない

恨んでも好きよ
憎んでも好きよ
悲しみは つづらおり 嶺を濡らすけれど
恨んでも好きよ 憎んでも好きよ
ただ一人 流れ着く 女旅 めきとうげ





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