バンキョーハートフル通信2010/01 万協製薬株式会社 代表取締役 松浦信男 新年あけましておめでとうございます 2010年元旦 新年のおめでたき日、皆様におかれましては穏やかに、すこやかにお迎えのことと、存じます。 おかげさまで万協製薬株式会社は、本年3月12日で創立50周年を迎えることになりました。 実は、創立40周年は震災からの脱却で「季節を失うほど」働いていて私達自身が、「忘れて」いました。 企業の最大のテーマは「永続」だという人がいます。本当でしょうか?皆さんは、本当にそう思いますか? 長く続くことだけが、「企業の価値」だとは、私は思っていません。 むしろ、私は「老舗の経営」など目指すことは、経営者自身、「自己中経営者」だとさえ、考えています。 日本で50年続く会社は1割以下ということですが、「どれだけ続いているか」より「今、あるべき姿」こそを語るべきだと思います。 会社は何のためにあるのでしょう?経済学の教科書は、「会社の目的は利潤の極大化」と書いてあります。しかし、これでは「動物以下」だと私は思います。 動物は生きるために、他の生物を殺めますが、「生きる以上は殺めない」からです。「1円でも多く稼ぐ」会社の姿は、間違っています。本来の人間の姿だとは、考えにくいです。 では、会社の目的とはなんでしょう? 私は、こう思います。会社の目的は「生計の手段」「社会との絆」そして「自己実現の場を与える存在」でありこれらの大半は、そこで働く社員のためのものです。 また、私達の「会社」の周りには「地域社会」があることを忘れてはいけません。 そう考えれば、「社員教育は、地域への最大のエンパワーメント」と考えられないでしょうか。 ところで、昨年、弊社は、二つの企業経営賞をいただきました。 日本経営品質賞と三重県経営品質賞「知事賞」、の二つの経営革新賞を受賞する事が出来ました。 これは、「顧客」「社員」「会社」の「等しい協働」が目標で、私達で、始めた経営革新活動でしたが、早いものでもう足かけ7年になります。 この間に弊社は、4回も経営品質賞をいただきました。 多くの方から、お褒めの言葉を頂くのは、経営者として大変嬉しいことですが、一番嬉しいのは、実は、これらの受賞を通じて、私達万協製薬の社員が「誇り」を持つようになったことが、一番嬉しいことです。 弊社社員の多くは「中途採用」ですが「万協で自分のあるべき姿を見つけられた。」と言ってくれます。 私達は、優しさと気づきあうことを大切にし、常に快活明朗な組織風土の形成に努めています。 私が言いたいことは、「人生は、卒業した学校では、決して決まらない!」ということです。 日本経営品質賞の授賞式は2010年2月25日に東京で行われます。また3月19日には、創立50周年を祝う小宴を、三重県津市の都ホテル津で、行います。 是非いらして「私達の元気」を見てください!この元気は、実は、皆さんからいただいたものなんです。ですから「少し」お裾分けいたします! デフレ下にある日本ですが、今期弊社は創業以来、最高の業績を上げています。すべて震災以来絶えず頂いた、皆様のご愛顧のおかげです。本当に有り難うございます。 「ドラッカー 時代を超える言葉」上田惇生 著ダイタモンド社刊を紹介します。 ドラッカーは言います。「想像力を発揮する意欲と能力を持つ責任感あるリーダーがいなければ、優秀な組織といえどもその力を発揮出来ない。」と。 国にばかり期待せずに、私達自らで、「リーダー」になりましょう。リーダーとはカオス(混沌)をコスモス(秩序)に変える存在のことです。 万協の今期のスローガンは「未来は分からないが、切り開くことは出来る!私達にはきっと出来る!」です。 いつでも、これからも、自分達だけでなく、「誰かを元気にする生き方」が弊社の目標です。 あなたのためにちっぽけな私達ですが応援させてください。「明るく」元気を出して素晴らしい一年になりますように! 〒519-2174 三重県多気郡多気町五桂1169-142 TEL0598-37-2088 FAX0598-37-2089 ホームページhttp://www.bankyo.com E-mail : postmaster@bankyo.com(会社) nmatsuura@bankyo.com(社長)
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