松浦信男アワー

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ハートフル通信

2005年1月号
バンキョーハートフル通信2005/1
万協製薬株式会社 代表取締役  松浦信男
新年あけましておめでとうございます 2005年元旦

 日頃は、万協製薬に格別のご厚情を賜り、心よりお礼申し上げます。
ようやく景気回復の声が聞こえる中、おかげさまで弊社は業績が今期も30%伸び、三重県多気町に立地以来8年間で、30倍の売り上げ規模を達成しました。昨年は隣接地に第二工場も稼働することができました。これもすべて、皆様のご愛顧のおかげです。本当に有り難うございます。

 阪神大震災から今年の1月17日で丁度、丸10年になります。昨年は新潟で大震災がありました。罹災者のかたの涙をみるたびに、自身のことのように心が痛みました。振り返って阪神大震災の日までの自分はといえば、「経営者」という意識もなく「自分が恵まれていない存在である。」と不満の毎日でした。しかし、本社、工場を一瞬のうちに失って初めて、自分自身の甘さを思い知ったのです。それまで私は、運命というものを「何となく人や周りの環境から与えられるもの」と勘違いしていたのです。
 これに気づいた日から私の生きるテーマは「会社」ではなく「自分の人生」と決めました。「自分に降りかかった大きな災難は、一生かかっても取り除くことはできないかもしれない。しかし自分の人生からみたときに、どのような出来事もなければ良かったことなんかひとつもないはず!」と思いたかったのです。

 私にとって最も幸福であったことは、この考え方でした。「生きることは、人生の最小区分である毎日を充実させ、出会う人を絶対にがっかりさせないことだ!」これなら、状況は関係ありません。むしろ恵まれないほうが心が試されているようでよかったのです。しかし同時に自身が「人から必要とされたい!」という想いも同時に強くなりました。これは、まるで「青春時代」がもう一度やってきたのと同じ気持ちです。学生時代の「想いはつのるが、金も評価もない状態」です。
 私は、21世紀の中小企業の経営者が「日本で、もっとも尊敬される職業」になって欲しいと本気で思っています。そのためには、経営者も従業員も会社の仕事を「自分自身の青春時代の継続・永続のため」とすべきではないでしょうか?この国になんとなく元気がないのは、青春を忘れているからです。今年は薬事法の改正があります。弊社の「製造アウトソーシングサービス業」もようやく真価が問われることになります。私共は従業員一丸となって「迅速」「確実」「安価」「快適」を追求します。どうか弊社と一緒に、一度しかない人生の青春をともに歩きましょう!  自ら「明るく」元気を出して、素晴らしい一年になりますように!今年もよろしくご指導ください。

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