松浦信男アワー

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ハートフル通信

2004年1月号
バンキョーハートフル通信2004/1
万協製薬株式会社 代表取締役  松浦信男
新年あけましておめでとうございます 2004年元旦

 日頃は、万協製薬に格別のご厚情を賜り、心よりお礼申し上げます。 「失われた10年」といわれる平成大不況の中、おかげさまで弊社は業績が2年続けて50%伸び、三重県多気町に立地以来7年間で、20倍の売り上げ規模を達成しました。本当に有り難うございます。
神戸市長田区で阪神大震災に遭遇し今年の1月17日でもう9年になります。あの日、瓦礫と埃の下で私は「運命に呪われた」と感じました。自分より不幸な人間はないと思いました。しかし9年経って、今、自分より幸せな人間はいないと思っています。
 この間、私をささえた想いはただ一つ「もう一度、お客様から存在を認められる会社になりたい!」ということです。
 再開を決意した当初は、誰も励ましてくれないので、自分で自分を応援しました。季節を忘れるほど努力しましたが、「絶対に日本一のスキンケア製造メーカーになってみせる。」という「執念」がいつの間にか「情熱」を生み出しました。「情熱」は私に、新しいお客様と従業員との関係をもたらしました。それは「どんなことでも、一緒に一生懸命に考える」という姿勢です。このことが現在の万協製薬の再生の原動力となりました。その意味で、私は「運命に呪われて」よかったと思います。

 最近私は「自社6割論」を唱えています。与えられた課題を、自社ですべて解決してしまうのではなく、お客様と一緒に考え、たどり着いた答えを大事にするというものです。自分たちの答案が90点、お客様と出した答案が80点であったらお客様との80点の答えを大事にしたいのです。ですから今年は、たくさんむずかしい宿題を出していただきたいと思います。ぜひ、ご一緒に考えましょう。

 これからも万協製薬はスキンケア製造サービス業として「迅速」「確実」「安価」「快適」の4条件を徹底的に追求し続けます。弊社は、「自分たちが作りたい物」を作るのではなく、お客様が求められる「満足」を皆様と共に同じ目線で、創っていきたいと願っています。
 これからの世界では、やる気!本気!元気!人気!の「4気」のない、個人も組織もサービスも存在しえないのではないでしょうか?この4気はそれぞれ「かけ算」で、前の3気が満点でも、人気がなければ0点と考えます。このことは、「人の能力というものが個人に依存することが大きく、大人になってしまえばとりかえしのつかないほどの差が存在すると。」いう考え方に私なりのアンチテーゼをとなえるものです。個人の能力を超える集団の力はこの4気がなければ実現不能と思われます。

 *①日経ビジネス人文庫刊「日本をダメにする税金のカラクリ」平野拓也著、②講談社+α文庫 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」橘玲著、③幻冬社刊「13歳のハローワーク」村上龍著をご紹介します。自意識のない借金と職業意識ほど身を滅ぼすものはないと思います。ぜひご一読ください。そろそろ自分の人生をメインテーマとしたいものです。元気を出して、素晴らしい一年になりますように! 今年もよろしくご指導お願いいたします。

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