松浦信男アワー

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ハートフル通信

松浦信男メールマガジン2014年1月20日
みなさん!こんにちは!万協製薬の松浦信男です。お元気ですか? 
私は今、常夏のインドネシアに来ています。 
昨日、出がけに日本で降っていた雪もこちらでは、夢のようです。 

センター試験も無事に終わって受験生をお持ちの皆さんもやれやれと言ったところでしょうか? 
早く春になって欲しいですね! 
つくづく世界の広さを感じます。 

さて、わたしですが、一週間こちらに居ますので、成長を続けるアジア最前線レポートを 
お届けしたいと思います。 

では、ここからは私の一週間のブログです。どうぞお楽しみ下さいね! 

貴方の一週間が、素晴らしいものになりますように! 



1/15 
1月15日、今日からは、また経営の第一線を護る仕事に戻ります! 
  
昨日家に着いたのは、午後9時ごろだった。みんなと別れ際に缶ビールで乾杯をした。 
 久しぶりのビールということで、とても久しぶりであったせいか、驚くほど良くまわった。 
 基地からはタクシーで大津にいきそこから、京都に行き近鉄に乗り換えた。 
 6日間暖房のない野外で訓練をしていたため、電車内が、驚くほど暑く感じられた。どちらも人間の環境適応力の凄さを感じた。 
  
今日から、私は正式に予備自衛官として任官する。昨日、小野寺大臣の任命書を交付され心の引き締まる思いがした。 
 私は、三等陸佐で、昔の呼び方で言えば陸軍少佐ということになる。 
  
このクラスは中隊長という階級で、100名以上の部隊を指揮する役目を担う。 
 これは、私の今の会社の規模と同じで、自衛隊でも実社会でも同じ事をやることになった。 
  
予備自衛官は通常業務の国防と、もう一つ自衛隊と民間をつなぐことも役割として定められている。 
  
もし、皆さんが、この予備自衛官制度に関心があれば、ぜひネットで検索してみてください。ボランティアもNPOも素晴らしい仕組みであると思います。 
 しかし、常時その組織を維持することは難しいことです。 
 だから、その選択肢に、予備自衛官制度をぜひ入れて貰えると嬉しいです。 
  
自衛官には、守秘義務があり詳しくは訓練の内容なども話す事が出来ません。 
 しかし、私が受けた訓練は、私が今まで一度も受けたことのないものでした。 
 そして、それは、刺激的であると同時に自らの歩んできた人生を考える機会にも成りました。 
  
社会人であれば、技能公募制度もあり、訓練期間も短くなります。詳しくは各県にある地方本部まで問い合わせして下さい。 
  
写真は、昨日の訓練修了式のあとでみんなと写したもの。 
 いかがでしょうか! 
 私は、どちらかというとやはり、女子の制服の方がいいなあと思いました!! 

1/16 
そしてまた、日常が始まった! 
 私の過ぎたところは、生まれた日のせいなのかな? 
  
昨日は久しぶりにビジネスの最前線に戻った。 
 午前中と午後の一回ずつ講演をした。いずれも三重県で、一つは民間企業のノヴェル三重さん。もう一つは県立工業学校だった。 
  
こちらへ帰って来て最初の仕事が、講演とは、なかなかハードだった。 
 そのあと、企業訪問を一件行い、帰って税理士と打ち合わせを行った。全て終わったのは、午後9時だった。 
  
そのあと、子供の迎えなどをしていたら、食事は11時を回っていた。 
  
自衛隊もハードだが、私のビジネスの日常も負けず劣らずハードなものだ。もう一日出勤して日曜日からは、インドネシアに一週間の出張である。 
  
ここのところ、ずっと出っぱなしの私に、妻は、おかんむりである。 
 何と無く、機嫌が悪く、危険な香りがする。 
  
何と無く不穏な空気が、漂うのだが、ここは辛抱である。 
  
妻に言わせると2月26日生まれの私はキングカズと桑田佳祐と同じ誕生日だそうだ。 
 この三人に共通するのは、なんでも、かんでも 
 やりすぎる!そうである。 
 間違いない!わたしは、そういう星の下に生まれたのだ!! 
  
写真はノベル三重の経営陣。永井さんだ。 
 この人たちは、素晴らしい人たちだった。流石、世界のトヨタである。本来は無帽の時は10度の敬礼が、正しいのだが、このスーツ姿だと、ただの謝罪なので、この敬礼で写してみた! 
  
社長の永井さん、私の隣の人はなんと現役のレースドライバーである。私が去年、鈴鹿のF1の観戦に行った時、初めて会った。 
 彼は、その時、ポルシェカップレースでなんと2位になったのだ。 
 やはり、経営者には、過ぎたるは及ばざるがごとし、という言葉は、当てはまらないかもしれないねえ! 

1/17 
私の1月17日 
  
今年も阪神大震災の日が、やってきた。あの日から、19年目の朝だ。なんだか、眠れず私はこのブログを書いている。 
  
昨日、ある番組の取材で地震からの人生の転換について話した。 
 ご興味のあるかたは、私のネットテレビUstreamのリアマツでご覧いただきたい。 
  
毎年、毎年、この日がやってくるたび、私はいろんな気持ちになりその大半はヘビーな気持ちになる。 
  
忘れたい、でも忘れられない、忘れてはいけない、いつもその繰り返しだ。 
 この日が、来るたび私はまた、時を戻してあの日の自分に帰る。 
  
本当の悲しみはそっと人知れず、癒したいと思っていても、なかなか難しい。 
 今日はそんな日である。私は、毎年、この日が近づくたびに苦しくなりこんな、運命のいたずらに抗議したくなる。 
  
まるで、時の奴隷である。地震を乗り越え、立派にやり切っている気持ちでも時々、さまざまな悲しみや怒りが急に心にこみ上げてくることがある。 
  
私以外にもあの震災がなければ!と思っている人は今もたくさんいる。 
 肉親をなくしたり、故郷をなくしたり、経済的に無くしたり、さまざまな理由で、みんなその中から逃れられない。 
  
悲しみをバネにして、運命という劣等感を心に抱きながら私はこの19年を生きてきた。 
 私の生き方はこれで良かったのか? 
 私は正しい道に進んで行けてるのか? 
 考えだすときりがない。 
  
もっと楽に生きたい!震災の事などもう、考えたくない!これが本当の気持ちである。 
 しかし、事あるごとに私の人生は震災と向き合わざるを得なかった。 
  
だから、いっその事、こうやってそのやりきれない思いを書いてみるのだ。 
  
どんなに立派な人になっても、本当は苦しくて仕方がないのだ。 
  
私はもともと、おとなしくて静かな人間だった。しかし、この震災がわたしを永久にそんな人間では、いられなくさせた。 
 心の中が、ざわざわして何時も世の中に異議申し立てしたい人間にした。 
  
運命というものが、残酷であるなら、それは私の中に震災という永遠に消えない傷を作ったことである。そして、毎年、毎年この事をこうやって考えてさせることである。 
  
私はこれからも執念や情念を心に秘めて生きていくのだろう。もう仕方がないのだ。 
  
私の人から見える私の明るさや激しさは、実は全て、その思いの裏返りである。 
 胸に刺さった痛みが消えないからこそ、私は今日も人生と戦い続ける。 
  
これからも、孤独や怒りを自身の友達としながら!! 
  
写真は、19年前の今日まで、神戸の長田区に有った万協製薬の玄関の敷石だ。今でも私のオフィスの棚にこの石は存在している。 
 今ではこれが唯一の私と阪神大震災をつなぐものだ。 
  
多くの大切なものを阪神大震災でなくして、それでも強く生き続けるすべての人の心よ。 
 どうか、どうか安らかでありますように! 

1/18 
届け!鎮魂の響き! 
 人生は、何度でもやり直す価値のあるものだ!! 
  
今日、私は一人である。昨日から家族みんなで、妻の実家に行っているのだ。 
 私も一緒に行きたいところだが、明日からのインドネシア出張準備とそのための一週間の仕事の段取りをしなければいけない。 
 この間までは、私が居なかったのだが、今度は家族が居ない。 
 田舎にある我が家では、一人でいると家はとても寂しい。 
 妻が何時も言っている意味が、よく分かる。 
  
夫婦が夫婦でいられることは、やはり一緒に時間を過ごすことだろう。私は、もっと妻のことを考えて生きなければいけないと反省している。 
  
さて、写真は、昨日万協製薬を訪問頂いた建築家の横浜金平さんとうちのお隣さんのオーディオ評論家の山木さんだ。 
 私が持っているのは、横浜金平さんから、プレゼントされた木のスピーカーだ。 
  
このスピーカーは、薄い木の皮が振動して音を出す。 
 この木はただの木ではない。 
 これは、陸前高田の奇跡の一本松と同じ松で作られている。 
 流された松から作られているのだ。 
  
横浜金平さんは私のために、阪神大震災で亡くなられた多くの人の鎮魂のために、このスピーカーを作ってくれた。 
 この部屋は3月にオープンする新工場のフィギュア博物館である。 
 私たちはここに大きな木のスピーカーを作ろうとしている。 
  
フィギュア博物館に訪れた人々の心を癒す柔らかな音を出すスピーカーだ。どうぞ、楽しみにしていて欲しい。 
  
昨日夜、私は震災で亡くなられた人々のために、このスピーカーでジョンレノンのスターティングオーバーを三回鳴らした。 
 この歌は1980年のジョンレノンの遺作ダブルファンタジーのオープニング曲。 
 最初にオノヨーコの鳴らす幸運の鐘が鳴る。 
  
人生は何時も、何度でもやり直す価値のあるのものだと私はそう、おもった!! 

1/19 
インドネシア出張は、私なりのPKO!でも、旅立ちは、何時も心を残すものだね! 
  
私は今、関西国際空港に行くための列車の中である。 
 今日から、一週間、東南アジアのインドネシアに出張である。この三年間、タイ、マレーシア、シンガポールと続けて見てきた最後の旅だと言えよう。 
  
私の会社が、将来この地域でビジネスをすることになるかどうかは、今の所わからない。 
 しかし、国の形を肌で感じることは、大事なことだと思っている。 
  
自衛隊から、帰ってきたばかりで正直、もう少しゆっくりしたいというのが私の本音であるが、私なりのPKO活動だと心で思っているのだ。 
  
また、一週間、家族とは離れ離れである。 
 妻からは、貴方の事を考えようにも、ここに居ないのじゃ考えようがありませんという。 
  
辛い一言である。 
 なんでもかんでも上手く行くことは、難しい。 
 愛には時間を!というわけである。 
  
それにしても、今日は寒い。私は、センター試験に向かう学生たちの事を心配した。どうか、無事に行って欲しいものだ。 
  
写真は、いよいよ完成に近づく万協製薬株式会社の新工場だ。 
 驚くほど大きく、美しい工場である。 
  
また、医食同源をテーマとした新しいリゾート アクアイグニスの多気町への立地も発表された! 
 実はこの場所、万協製薬の隣なのである! 
 こいつは、春から縁起がいいねえ! 

1/20 
雨のマンデイ。 
 インドネシア ジャカルタの朝は、遅かった。 
  
インドネシアの首都 ジャカルタの二日目の朝を迎えた。とはいえ、昨日ホテルに着いたのは、夜の8時を過ぎていたので、今日が一日目のようなものだ。 
  
日本との時差は2時間である。今の時期は雨季で、昨夜はとてつもない雷雨だった。 
 気温は25度で蒸し蒸しする。とてもスーツを着て居られるような気候ではない。 
 空港で、そんな格好をしていたのは、我々だけであった。 
 日本では、雪の中を必死で、出かけて来たのだが7時間のフライトの先は常夏の国である。 
  
写真はホテルからの朝の風景。私はプルマンホテルに泊まっている。ここは以前ホテル日航だったが、二年前にオーナーが、変わった。 
 ここは、ビジネス街で、東京と同じ景色である。インドネシアに来る人は大半がバリ島に行くのでこちらには、私達のようなビジネスピープルだけである。 
  
自衛隊から帰って、身体の具合があまり良くない。正直言って疲れているのだ。考えてみれば、正月から父の入院から始まり一度も心が休まる時が無かったからであろう。 
  
父は透析を受け入れる決意をしてくれてそのための手術も先週、終わった。 
 父は、あまりの身体の辛さから、耐えられなくなったのだという。 
 もう少し生きたいと思うようになった。 
 姉の一人娘が内科医をしており病院まで行って説得してくれたのも効を奏した。 
  
私達の人生は選択肢があるようで意外と少ないのかもしれない。と昨日、私は思った。 
 果たして、私の毎日に意味があるのだろうか?と思って始めたブログは、今、こうして次第に、私の心の中を映す鏡のような作品となっている。 
  
少しずつ、老いに近づく日々のなかで、せめて人間らしく生きたいと私は思っている。 
  
私の今の憧れは、自宅のベッドで好きな本を読みながらウトウトすることだが、とにかくこの一週間を乗り切りたいと思います。 
 来週、関空についたらその足で父のところに行こうと思っています。


リアマツは現在3つのアドレスで御覧になれます。 
旧リアマツhttp://www.youtube.com/user/GANOY0910/videos 

リアマツライブ(生放送中心)http://www.ustream.tv/channel/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%84 

新リアマツ(録画中心)http://www.youtube.com/user/BANKYONOW?feature=watch 

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