皆さん、こんにちは!万協製薬の松浦信男です。 いかがお過ごしですか? 私は今、自衛隊の予備自衛官補の訓練に来ています。 今までとは違う世界に目を白黒させています。 訓練は、5日間です。あと2日間あります。とにかくがんばっていきたいです。 今週も皆さんにとって素晴らしい一週間となりますように! 10/1 郷土愛って、あなたにはありますか? 不思議な、不思議な友達リレーションに乾杯!! 今日から10月になった。 作家の山崎豊子さんが、亡くなった。素晴らしい作家だった。社会の暗部にダイナミックなタッチで書き上げた日本文壇において稀有の現役女性作家だった。山崎さんの怒りが、私達に伝えてくれたことを、今一度読み返したい。 さて、私達、多気商工会チームは、昨日から埼玉県川越市にベンチマークに来ている。 今、我々は行政と一緒に多気町を観光地に変えるためのプロジェクトを行っている。 高校生レストランで有名になった多気町だが、本当の意味で、観光地と呼ぶにはまだまだ未熟である。 だから、全国の観光先進地からそのヒントを学んで行こう!というのがこのツアーの意味だ。 写真をご覧いただきたい。これは、今年、この川越市を舞台にしたアニメ 神様始めました である。このアニメが放送され、人気となった。川越市は、埼玉県にある。 埼玉県の知事は埼玉県に名物がないことからメディアとの協働を考えた。 いま、埼玉県にはゆるキャラが、230体もいる。ゆるキャラがいれば、報道されやすいという、なんと分かりやすい考えだと私は感心した。埼玉県のゆるキャラの本があれば、読んでみたいとおもうほどである。 知名度がなければ、作れば、いい。この知事の考え方が、とてもいい! 川越市はNHK連ドラのつばさの舞台となった。多部未華子さんが、主演したドラマを覚えてる方もいるだろう。 我が多気町もテレビドラマで有名になったが、これを観光につなげる努力を怠ってはいけない。 彼らの観光パワーに我々も多いに刺激を受けた。 あなたなら、多気町をどの様に観光地化するだろう? いいアイデアをぜひ聞かせて欲しいな!! 我々の郷土愛から始まった多気町観光地化計画に、どうぞご期待あれ!! 10/2 消費税8%増税に、日本はどう変わるだろうか?! 消費税の来春からの3%増税が、決まった。あなたは、この決定をどの様に感じておられるだろう? 安倍晋三氏が、自民党総裁になってはや一年になる。 昨日、安部総理は各社のテレビに出演してその意図を説明した。 写真は、昨日のテレビのキャスターのインタビューに応える安部総理。 法人税減税について、きっぱりと話す総理に私は、頼もしさを感じた。 総理が、その都度テレビに出演して、その意図を説明することは、いいことだ。政治が身じかに感じると共に第一、国民に真摯に向き合っている気持ちにしてくれる。 私達の国は、赤字が極めて多い。国がした借金であっても、返すのは、国民である。言い換えれば、未来の私達の子孫だ。 だから、借金を今から返すために消費税を上げることになった。 数年をかけて税率は10%になる。 さまざまな影響を考えて二段階ということだが、数年間で上げることが、却って混乱を生むのではないか?と私は思う。 人口の多い日本にとっては、消費税こそが最も広く公平に課すことのできる税金であることを理解して欲しいと思う。 我々はこれから経済の黄昏を迎えなければいけない。人口減少の国は皆、そうである。 しかし、ここを乗り越えて、もう一度、私達の子孫に美田を残すために、みんなで頑張ろう! 日本は、絶対に世界に必要な国である! そして、それをなんとかするのも我々なのだ! のちに長い時間が経って感謝される時代になり、感謝される人間に我々はこれからなるということなのだ。 10/3 さようなら!服部支店長!いつまでもお元気で! さて、今日の夕方から来週の火曜日まで、私は予備自衛官の訓練のため、滋賀県大津市の教育隊109に出頭することになった。 そのため、明日以降の連絡は、限られたものとなります。急用の方は万協製薬の方までご連絡ください。 写真は、昨日、転勤の挨拶に来られた百五銀行多気支店長の服部さん。我が社のさっきーと後任支店長の森さんだ。 自分の年齢より下の支店長が赴任することで、私は自身の年齢を意識するようになった。服部さんは、私の5つ歳下である。 服部さんはこの2年と3ヶ月の間、多気町のために献身して奉仕いただいた。 最後の、3ヶ月は、多気で開かれた 世界料理コンテストの開催のために転勤を遅らせてくれた。 長い私の銀行との付き合いのなかで、極めて密接な関係を作れた。 経営者には、数多くの仲間が必要だ。その中で取り引き銀行の支店長というのは、最重要な人材である。 このことは、ドラマ半澤直樹でも良くわかることだ。 日本の中小企業は、銀行からの融資失くしては、一日たりとも存在出来ない。だから、銀行との円滑な関係が必要だ。担当者はもちろんその上の支店長とも密接に会うべきだ。 私はいままでに何度、金融機関の支店長から助けられたかわからない。 今の私があるのは、銀行の融資と友情のおかげである。 世の中には、無借金を標榜される経営者もいるが私はお勧めしない。 なぜなら、銀行という無料の金融コンサルタントなしに企業は成り立たないからだ。だから、どんどん銀行でお金を借りるベキである。 銀行の意味は、みんなが考えるより、ずっと大きいのである! 半澤直樹より服部秀樹! 名古屋にいっても、いつまでも多気を忘れないで!! 10/3 明日からは、中小企業社長自衛官なりき! 今、私は陸上自衛隊の予備自衛官の初めての訓練のために滋賀県の大津に向かっている。 明日からは、5日間の訓練に入るので、自由に通信が、出来なくなる。よって、とりあえず明日の分を今日お届けしようかと思う。それ以降は、向こうに着いてから考えようと思う。 写真は、小野寺防衛大臣から私にとどいた出頭命令書である。 これが届いたら自衛官は必ずその命令に従わなければいけない。たった一枚の紙だが、この紙が持つ意味は、重い。 私が予備自衛官になったことに驚かれた方も多いだろう。この制度は今から10年前に一般人による地域防災の必要性から生まれた制度である。 一般的に自衛官は退役後は予備自衛官となり、緊急時に召集されるしくみがある。 しかし、全くの一般人を予備自衛官として採用する制度は、世界の軍隊でも珍しく日本では、陸上自衛隊のみが、この制度を始めた。 私が予備自衛官に志願したのには、阪神淡路大震災の自らの被災と東日本大震災が原因である。 神戸の時は、自衛隊の方に本当にお世話になった。彼らの助けがなければ、万協製薬の社屋は消失したかもしれなかった。 また、東日本大震災のときは、自らのトラウマもあり当初は、被災地に入ることが出来なかった。 それに反して東日本大震災のあと、請われるままに、私はようやく重い口を開き、阪神淡路大震災の話を人前でするようになった。 カンブリア宮殿での出演が、私が震災について語った始めての事だった。そうして其の後は、多くの人からその話をして欲しいと求められた。 その度に、私は本当に震災と向き合っていないのではないか?と思う様になった。人の心は、そんなに自由では、ないのだ。 そんな時に私の友人が、東日本大震災の医療ボランティアに医師として参加して自衛隊の組織的災害救助に感動して予備自衛官となった話を聞いた。 私は今51歳だが、彼は私の4歳歳上である。松浦さんもどうですか?と言われ、心が動いた。 今しかないと思った。 志願の上限は55歳までである。 受験は今年の四月だった。自身の薬剤師としての職能を評価いただき三重県での2名のみの採用のうちの一人に私を選んでもらえた。 しかし、妻には、試験を受けたことを話せず、この訓練の日が、ちかづいた。5日間も家をあけるのだから話さない訳にはいかない。 そこで私は妻にこのあいだ初めてこの話をした。 妻は、あっそう。と言った。余りにも呆気ないので、それでいいの?と私は聞き返した。 妻は、戦争に行くわけでなし、今まで貴方と一緒いると、散々色んな事があったから、もう慣れました!と言われた。 というわけで私は今、電車に乗って基地に向かっているわけである。 生きていると色んな事がある。私の今度の経験もそんなありふれた中の 一つだろう。 しかし、私は出来るだけ皆さんがよく知らない自衛隊について私の感じる事を伝えたいとおもう。 日本には、徴兵制がない。幸せなことである。しかし、この長い21世紀の間に我が国が侵略を受けないとも限らない。 そんな時、日本を守るのは、今は自衛隊だけである。 人の考え方は人それぞれ違うと思う。しかし、国を護ること。 それは、とても尊い行為であると私は思う。 それは、簡単に戦争をするのか?侵略するのか?の様な簡単な議論ではないように思う。 少なくともこの半年、このことで私が考えたことは、それなりに深いものであったからだ。 どんな人にも家族がある。自衛官だって同じだ。 防人は、その心を知る人があってこそ、生きて行けるのではないだろうか? 自衛官に少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいしこの制度にも関心を持って貰えたらと思う。 そのことだけは、言いたいし、伝えたいと私は思うのだ。 10/4 一日目の訓練が終わった。 先ほど、一日目の訓練が、終わった。なんと、朝6時から夜9時まで、ビッチリである。 私は入隊式の号令の担当となり、初日から緊張の連続であった。 今までなったことのない、裁縫、アイロン、敬礼、行進などの基本教練に明け暮れた一日目だった。 いつもは、笑ってばかりの私だが、一日中真面目な顔で過ごしたのは、何年ぶりか、わからないほどだ。 明日は、雨のなかの野外教練がある。雨が強くない事を祈る。 写真は、初めて軍服をきた私だ。 何と無く心細く、寂しくなって妻に電話した。 妻は、始終笑っていた。私が慣れないことばかりしているからだそうだ! 戦地にいる人が愛する女性を想う気持ちが、よく解る。 それは、当たり前すぎる日常生活がとてつもなく、愛おしく思えるからだろう! 10/5 二日目の訓練が終わった!やれやれだぜ!自衛隊、くまもんの日々! まるで、プライベートナイアンだ! ようやく2日間の訓練が終わった。朝は 6時からなので、朝の書き込みは、できない。 また、機密があり訓練の内容も書くことが出来ない。写真も載せられないのだ。残念である。 今日の写真は、基地の売店で売っている自衛隊くまもんのピンバッチだ。かわいいかな? 面白い独自商品があるので、順に紹介していければ、と思う。 通常50日間の予備自衛官補の訓練だが、私達の技能職は、五分の一の10日間で全てを習得しなければならない。従って毎日が、憶えなければいけないことだらけである。 毎日、9時まで訓練があり、10時には消灯なのだから、殆んどプライベートナイアンである! しかし、教練には、実習と座学とがあり、この内容は実に興味深いものがある。 不可能だろうが、これを学べるビジネススクールがあれば、確実にはやるのでは、ないか?と私は思った。 日本と日本人について、考えるまたとない機会を私が、体験していることは、間違いない。 いよいよ明日は折り返しの3日目である。 また、明日も実りあるもので、ありますように! 消灯ゆえ、これにて終わります! お休みなさい! 早い夜だな!長い夜だな!! 10/6 10月に隣は何をする人ぞ! 3日目の訓練が、終わった。生まれてきて、こんな経験はしたことがなかったし、毎日、いろんなことを訓練しながら考えている。 私は会社というマネジメントを行っているが、万協製薬のものとは、かなり違う。 しかし、国を守るために訓練するためには、厳しい規律が、必要だということだろう。 今までとは、全く違う世界を私は経験している。 どちらが、いい悪いということではなく、軍隊とは、そういうものなのだろう。 今回の経験を活かして、より社会に役立つ会社を作っていこうと私は考えた。 自分にできることをできるような形で、である。 髪を切ったという娘の写真をみながら、私は現世が恋しくて仕方が無い。 あと、2日間がんばってみて、それからのことは、また、それからのことである! 最近私のメルマガが面白いというので、転送頂く方が増え、とてもうれしく思っています。今回、こちらに、メルマガ登録ページを作りましたので、是非、こちらから登録いただけるよう皆さんにお勧めください。 http://www.bankyo.net/email_newsletter/register リアマツでは過去の講演や歌、インタビュー風景などをご覧いただけます。 是非、ご覧ください! http://www.youtube.com/user/GANOY0910/videos FACEBOOKの万協製薬株式会社のページ このページは、万協製薬の新しいニュースについてお伝えしてます。 http://www.facebook.com/home.php#!/bankyofan FACEBOOKの松浦信男のページ このページは、万協製薬の社長である松浦信男の公的なニュース及び講演スケジュール 等についてお伝えしております。 http://www.facebook.com/home.php#!/matsuura.nobuo.fan FACEBOOKのフィギュア大好きのページ このページは、松浦信男の趣味であるフィギュアについて画像と共に解説しているページです。 http://www.facebook.com/home.php#!/figure.matuura 万協社員の声 バンキョーなう! このページは万協製薬で働く従業員の日常やニュースについてお伝えしているページです。 http://www.facebook.com/home.php#!/BankyoNow 松浦信男ブログ (ブログを写真入りで、ご覧頂けます。) このページは松浦信男のエッセイを画像と共にごらんいただけるページです。 http://www.bankyo.net/blog/ 松浦信男 個人フェイスブックページ 松浦信男の個人のエッセイを画像と共にご覧いただけます。(ご登録いただきますと、ディスカッション等に参加いただけます。ご覧になるには、フェイスブック登録が必要です。) (写真だけでなくブログに対するコメントもお読み頂けます) http://www.facebook.com/#!/profile.php?id=100002096574172 講演会スケジュール http://www.bankyo.com/?cat=5 また新聞や雑誌に載った記事もご覧ください。 http://www.bankyo.com/?cat=3 このメルマガは私松浦及び弊社社員が名刺交換させて頂いた方、弊社HPから登録をして頂いた方に送らせていただいています。登録に覚えのない方、メルマガが不要な方は下記から登録解除をしていただけます。よろしくお願いいたします。 また、このメールが迷惑メールフォルダに入ってしまっている場合。こちらのサイトを参考に1分ほどの簡単なメール設定で対策できます。 http://46mail.net
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