松浦信男アワー

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ハートフル通信

松浦信男メールマガジン2013年1月21日号
みなさんこんにちは!万協製薬の松浦信男です! 

はやいもので、1月も20日を過ぎましたね。 

先週の一週間、私は、三重県薬事工業会のミッションで、マレーシア、シンガポールへと旅をしてきました。 
日本は、寒くて寒くて、仕方がなかったのですが、あちらは、年中、夏。
暑くて暑くて、仕方ありませんでした。 
おまけに、マレーシア料理は、独特の風味があり、ちょっと困りました。 
私が、感じたマレーシアでの味覚です。 

1.ママレモンが、入ったようなスープ。 
2.ママレモンにぜんざいがまざったような甘いソースで食べるステーキ 
3.蚊取り線香の粉をまぶしたような、スパイシーやきとり 
4.鉛筆のしんが、細かくはいったような味のする、アサリの炒め物 
5.墨汁のソースがかかった、バイガイの焼き物。 
などなどです。決してマレーシア料理をバカにしているのではなく、あくまで、わたしの味覚で、ゲゲ!となった料理一覧でした。 

タイやマレーシアは暑い国なので、味覚は、日本とはかなり違います。 
もちろん、日本人の味が合うもののたくさんありますので、ぜひ、みなさんでも、確かめてくださいね!! 

そのなかでは、やはり中華料理は、逆にとてもおいしいものが、多く、驚きでした。
クアラルンプールの中心街で食べた、屋台街でのさまざまな中華料理が一番私の舌に合いました。 
価格も安く、海産物を活かしたとてもおいしいものでした! 
みなさんもぜひ、チャレンジしてくださいね! 

たのしい旅行記は、ユーチューブのリママツでお楽しみください。 
285番組が24時間、無料でごらんいただけます。
65000人の人が見て頂いています! 

リアマツアドレス 
http://www.youtube.com/user/GANOY0910/videos

今週の日曜日、男女共同参画のフォーラムが三重県津市のフレンテ三重にて開催されることになりました。
私が出演しますので、ぜひ、遊びに来てください! 

http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2013010147.htm

さて、ここからは、私の一週間のブログです。どうぞ、楽しんでください。 
あなたの一週間が、どうか、すばらしいものでありますように!! 

1/16 
LOOK!イースト! THINK!マイ カントリー! 
  
クアラルンプール3日目である。こちらは毎日30度を超える暑さである。日本では、極寒で事故が多発していると聞く。 
 どうか、気をつけて欲しい。時間を守っても怪我をしてはつまらない。人生は常にスローステップである。 
 といっても暖かい南国から言ってあるので、説得力が、いまいち無いが! 
 私は旅行する時、田舎があまり好きではない。観光に関心がないこともあるが、田舎の洗練されて居ないところが心を不安にするからだと自分で分析している。 
 しかし、このクアラルンプールにいる限り私の言うところの、田舎を感じることは無い。 
 昨日はMIDAというマレーシアの経済投資機関でセッションをした。100ページを超える日本からの投資への優遇策を見るにつけ、なぜ、このことが我が日本では出来ないのだろうか?と悲しくなった。 
 法人税も所得税も最高税率は20パーセントあまり、日本は倍以上である。消費者物価も日本の半額である。私がこの国に引っ越せば日本で払っている税金だけで、城が立つだろう! 
この違いは何か?ハッキリ言うと自分たちの生活費を未来の国民に押し付ける赤字国債ばかり出している日本と、海外からの投資で自分達の未来を作ろうとしているマレーシアとの悲しいくらい大きな差である。 
 私はこのブログで日本が、あまりに製造業に冷たいことを嘆いてきたが、昨日ほどそれを感じたことはなかった。 
 マレーシアは、日本の六分の一の規模である。しかし、世界からの投資を呼び込むあらゆる政策が、彼らを成長させ続けている。日本の年金生活者にも、ビザを出して定住を呼びかけている。 
 私は日本を愛してる。しかし、この国は魅力的である!というか、我が日本の無作為の悪意こそが、一番の悪ではないか?と私は思った。 
 私は田舎が嫌いである。マレーシア自体は日本より田舎だろう。しかし、どんなに田舎であっても希望のない都会より、未来に続く窓のある田舎を私は、指示したい。 
 この国のかつてのマハテイール大統領は、LOOKイーストといい、日本から、学ぼう!という政策を続けた。いま、学ぶべきはこの国から世界の窓!を学ぶべきだ。 
 遅すぎることはない!まだ、遅すぎることは、ないのだ! 
  
写真は、MIDAの皆さんとの記念写真。日本には東京と大阪に支社があるので、ぜひチェックして見てください! 

1/17 
18回目の1月17日 
  
今日は18回目の阪神大震災の日だ。海外で、この日を迎えるのは、はじめてである。三ノ宮にある東遊園地では、今年も亡くなった方への希望の光が、ともされた。 
 あの光は亡くなった方の数だけある。私の家族は、怪我をしたが死んだりはしなかった。しかし、私もたくさん無くしたものもある。毎年、この日が、くるたび私はいろんな事を考える。生きていて良かったとも思う。ここまで良く頑張ったとも思う。同時にあの日の事を思い出し、苦しくもなる。 
 あの日、私は実家と会社のために、妻と生まれたばかりの娘と離れ離れになった。 
 携帯電話が無かった当時、我々家族ははぐれ、私は一晩中、長田や明石を彷徨い歩いた。 
 あの夜に見たことは、忘れられない。あの一日に考えたことも忘れられない。 
 最初は、会社の事を考えたが、その次には、家族のことを強く思った。私が自分で妻と娘を避難所で無事見つけたのは、翌日の朝の事だった。 
起こってしまった事は、変えられない。いつも私が自分に言い聞かせる言葉である。そうなのだ。変わらない。しかし、人はそんなに簡単では無い。 
 今日、私は末娘の夢を見て目が覚めた。昨日、第一志望の中学に不合格だったと知らされ、彼女のことをとても心配していたからだろう。 
 私が、起きると丁度地震の起きた時間だった。テレビをつけて、静かに黙祷した。18年経って阪神大震災を知らない人が四割になったらしい。しかし、私が自分の命が、亡くなるその日までこの日の事は、忘れないだろう。 
  
写真は、私が写したマレーシアのツインタワーの灯り。まるで、大きな灯火に見える。地震で、亡くなられた人、沢山の運命が、変わった人の魂よ、穏やかであれ! 
 今日、私は静かに家族と神戸のことを考えて過ごそうと思う。とても、とても家族に会いたい、と今思っている。 

1/18 
ベストを尽くして、失敗したら、ベストを尽くしたってことさ。 
  
今日は、1月18日だ。マレーシアでの視察は、今日の午前中で終わり、私達は、隣国のシンガポールに向かう。以前から、訪ずれたかったので、とても楽しみにしている。 
 今回は、ミッションが多く、ほとんどプライベートが無く、レポートが、少なかったことをお詫びしたい。その分、シンガポールでは、頑張るつもりだ。 
 日本は、極寒だが、こちらは、極暑である!暑いが、冷房では、寒い。寒いと思ったら、また、暑い!この連続が、毎日10数回続くのだ。その度にあーあ!という気持ちになる。これが年中続くのだ。よく熱帯の男たちが、だらりとして居るのをみるが、あれは、多分、暑くて仕方ないのである。 
 では、女性は、そうではないではないか?というひともいるであろう。私はこう思う。女性は、強いのだ。男は、かように環境変化に弱いのだ。妻なら、この暑さをどういうだろうか?と私は、考えている。今度、一緒に来てみようかと、思った。 
 昨夜、私は末娘に電話をした。エイコは、結局、第一志望の中学には、合格出来ずに第二志望の私立女子中学に進学が決まった。 
 彼女の三年間に渡る努力を見て来た、私はなんとか、励ましてやりたかった。 
 いいや、励まして欲しかったのは、私かも知れない。9歳からの3年間である。 
 電話に出たエイコに私は、こう言った。「君は、長い間、とても頑張ったし、それはとても貴重なことだ。パパは、お前のことを、とても誇りに思う」と。 
 エイコは、私に、「でも落ちちゃったよ。」といった。 
 だから、私はエイコにスティーブジョブスの言葉を、送った。 
 ベストを尽くして失敗したら、何が残るか?そこには、ベストを尽くしたという結果が残る!と彼は言った。 
 ジョブスは、アップルに追放され、ピクサーアニメで大ヒットを飛ばし、10年ののち再び、経営難のアップルに戻った。この言葉は、成功を疑問視するマスコミに向けて送られたものだ。 
 結果が、悪ければ、やったことが、無駄になるだって?!そんなこと、バカバカしい!ベストを尽くしたということが、のこるだけでも、価値が、有る!と彼は、言ったのである。なんと、強く美しい言葉だろう。 
  
エイコは、受験の日に家族に手紙を書いた。 
 私が昨日、電話したのは、手紙を読んだせいなのだ。 
 電話の最後に、私はこう言った。「本当の結果が出るのは、6年後だ。その時、大きく見返してやろうじゃないか!」と。ジョブスなら、きっとこう言ったのではないかと、私は思った。 
 私達は、エイコの手紙を6年間、大切に取っておくつもりである! 

1/19 
人生は、グットタイムス アンド バットタイムス 松浦信男 世界の窓から、愛を叫ぶ! 
  
昨日はマレーシアからシンガポールに車で移動した。国境をタクシーで、超えるのは、生まれて初めてで、滅多にない経験をした! 
 シンガポールの物価は日本より高く、あらゆるものが、洗練されている。どんどん、海を埋め立てて、国土を広くしている。山の手線の内側の大きさの国が、このように成長したのは、海外への無関税貿易港ビジネスである。 
 現代の戦争は、大抵保護貿易が、原因であるので、戦後いち早く世界のフリーポートを作った、シンガポールは、極めて戦略家と言えよう。 
 私は、今回のミッションで、より、日本で、頑張って製造業を続けていこうと思った。まず、しっかり自分の足元をつくり、海外は、そのあとで良いと思った。日本はもっと、頑張れるはずである! 
  
また、昨日は、私と私の娘、エイコに沢山の励ましのメッセージをいただけ、心から嬉しく思った。 
 ただ何と無く落ち込んでしまう事が、人生には、ある。深く考え込んで何日も落ち込んでしまうこともある。今回の私の旅は、後者に当たる。大事な時に、側にいるのが、家族ではないか?と思ったからである。 
 考え込んだ末に、私は娘に電話をかけた。もし、一緒に居たら、また頑張ればいいよ。と一言で終わっただろう。私の長い一方通行の悩みが、何かを生み出す原因となる。 
 そういう意味では昨日のメッセージは私の個人的な出来事にすぎない。しかし、それがこのような形で皆さんに伝わることとなり、また私に戻ってくる。21世紀とは、とんでも無い時代だなあと私は、改めて思った。長い人生の小さなトピックである今回のことを、私は恐らくいつまでも覚えていることだろう。 
 人生はいつも良い事とそうでないことの組み合わせだ。 
 ただ、ツイテイル、ツイテイナイだけに振り分けるのではなく、沢山の愛に包まれた毎日を送りたいと、私は今、思っている。それは、極めて、私らしい生き方だろう。どうぞ、これからもよろしくお願いします! 
写真は、昨日、シンガポールのマーライオンの隣で、世界に愛を叫ぶ、私である!! 

1/20 
マリナベイ サンズのカジノ 
  
先ほど、無事に私は日本に帰ってきて、妻の実家で、妻と娘に会った。一週間ぶりの対面である。 
 時を戻す事は出来ないが、今日は、三人で、ジャスコのショッピングセンターに出かけようと思う。 
 クアラルンプールから、関西空港までは、たったの6時間の距離である。極めて、近い距離感だ。 
 昨日まで、居たシンガポールのマリナベイホテルのなかには、川が、流れている。 
 また、その中には巨大なカジノが、有る。 
 フロアーは、三層に別れて居てバカラ、ルーレット、ポーカー、スロット、となんでもある。 
 私の父親は、昭和ヒトケタの昔の人間で、飲む、打つ、買う、なんでもやった。 
 そんな父親は、何故か、私にこんなことは、やらない方が、いいと言った。 
 父親の教えをなにひとつ守らなかった私だが、これだけは守ったことになる。賭け事に興味を持たない人間に私はなったらしい。 
 私は、会社を経営して18年目になる。毎年が、賭け事のような事業をしてきた。私の様な中小企業を経営している人は、山ほどいるに違いない。 
子供の時と同じ、オモチャを集める大人になった。カジノには違和感を感じて、私はそこを立ち去った。 
 金を増やす、もっと増やす。その事に我々は執着する。しかし、それが幸せに近づいていることではないのに、気づいて居ながら、私たちは生き方を変えられない。 
 カジノにいる人々が、私には小さな岩礁にしがみつく小魚のように見えた。 
  
写真は、カジノを上から写したもの。カジノに佇み、プレイする人達は、まるで自分の餌場を守りたいかのように、外とは拒絶されている。 
 これが、経済効果というなら、私には御免こうむりたい。 
 幸せを、側にある幸せを見逃さないように!である。 

1/21 
あらためて日本、あらためて日常! 
  
昨日の朝、私は日本に帰って来た。今回の目的は、マレー半島にあるマレーシアとシンガポールの繁栄ぶりを確かめることで、あった。 
 その意味は、ある程度確かめられた。また、リアマツにアップしておくので、映像で確かめて欲しい。 
 短い言葉で言うなら、彼らには常に世界に目を向けている戦略を感じた。と、同時にそうしなければ生き残れない欠点ゆえもあるのだというのが、感想だ。 
 振り返って日本であり自分である。 
 わが国は、他の国に比べて格段に豊かである。人は生まれた国を良く言うが、贔屓目を引いても私には暮らしやすい国だと思う。 
 マレーシアやシンガポールは、暑い。驚くほど暑い。まるで、人間から気力を奪いセンチメンタルを拒絶するかのようである。 
 私は、自分のことをかなり感傷的な人間だと考えているが、同時にそんな自分を愛していたりもする。 
 日本に帰り、家族に会い、日本の食事を食べ、日本のショッピングセンターにいると、極めて幸せを感じた。 
様々な国に行き、様々な体験をする。それは、とても素晴らしい事だし、有難いことだと思う。しかし、同時にそこには自分の本当は無いとも思う。 
 私が生きている証は、私が生活して仕事をしている場所なのだと今更ながらに思う。 
 私の人生に残りが、どれだけ有るかはわからない。しかし、もし出来ることなら、その思いでの大半は、この日本のことでありたい、と強く思った。 
 至極、当たり前に聞こえるだろう。遠廻りをしたからこそ解ることもある。 
 しかしながら、それもまた、私の人生の一部なのである。 
  
写真はマリナベイ サンズの屋上のバー。ソフトバンクのCMで有名になった。素晴らしい眺望である。しかし、これは生活とは別次元である。 
 今日からは、あらためて日本。私らしくまた、生きていきたい!



リアマツでは過去の講演や歌、インタビュー風景などをご覧いただけます。 
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是非、ご覧ください! 
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